ドラマ

レバレッジ(キャスト・評価) 超おもしろい痛快犯罪ドラマ

2008年に放送開始した犯罪ドラマ、レバレッジ -詐欺師たちの流儀-(Leverage)。

泥棒・ペテン師・ハッカーといった犯罪のスペシャリストがチームを組み悪い政治家や大企業の社長から庶民のために戦う、1話完結の痛快海外ドラマです。

このドラマのオススメポイントは「主要な登場人物の魅力」と「巧みに悪人を騙して倒すストーリー」の2点です。

というかこの2点がこのドラマのすべてと言っていいと思います。特に登場人物の魅力に関しては各キャラにしっかりと濃い個性があり、それがシンプルに、そして最高に面白いです。

このドラマはすでにシーズン5で完結しています。

しかし今見ても非常におもしろく、老若男女みんながハッピーになれる見やすい作品でもあります。

今回は、ドラマ【レバレッジ】のメインキャラクターと見どころを紹介します。

あらすじ

誠実な保険調査員のネイサン・フォードは、自身が長年務める保険会社・IYSから「無駄だ」という理由で治療費の支払いを拒否され、一人息子のサムを亡くす。
数年後、会社を辞めアルコールに溺れていた彼の元に、とある依頼が舞い込む。その依頼を機に、ネイサンは一流の詐欺師達を集結させ会社を立ち上げた。
自分と同じく悪徳権力者から酷い仕打ちを受けた人々を救う為に、そして、息子を死に追いやった悪徳権力者を見付ける為に、それぞれの分野のエキスパートである仲間たちと報復(Leverage)を開始する。
Wikipediaより引用

この通り、ネイサンはかなり辛い過去を背負っています。しかしそれと同時に、その経験から弱い一般市民を食い物にする権力者に対して戦う心も持った人物です。

見た目は何てことない普通のおじさんなんですが、そのかなり頭はキレます。

そしてこのネイサンを含めた「それぞれの分野のエキスパートである仲間たち」というのが非常に魅力的なのです。

メインキャスト紹介

ネイサン・フォード(演:ティモシー・ハットン)

チームをまとめる指揮官で、計画を決める頭脳的な存在。またチームメンバーよりも年齢が上のため、若いメンバーをたしなめる役目もあります。

担当分野は英語で「Mastermind」、計画の首謀者という意味ですね。

かつては大手保険会社の調査員でありましたが、病気で最愛の息子をなくしてしまう、という辛い過去があります。そのことがきっかけで仕事を辞め、酒に溺れ、妻には離婚を切り出され、落ちぶれてしまっていました。

しかしある個人的な依頼から、新しい道を歩き始めます。

ソフィー・デヴェロー(演:ジーナ・ベルマン)

様々な語学を操り、どんな人間にも成りすましてしまう天才ペテン師。

担当分野は英語で「Grifter」。意味はそのままペテン師、というか詐欺師ですかね。

言葉の訛りやアクセントも自在に使用し、なおかつ言葉で人を操って自分の思いどうりに動かしてしまう力も持っています。貴族から庶民まで誰にでも変身して、巧みに相手の興味を引き欺く担当ですかね。

また過去にネイサンとは面識があり、しかも単純な顔見知りというわけでもない様子…シーズン1ではまだ明らかになっていませんが徐々になっていくことでしょう。

エリオット・スペンサー(演:クリスチャン・ケイン)

様々な武器に精通し、実力も兼ね備えた戦闘のプロです。単純にめちゃくちゃ強いです。

担当分野は英語で「Hitter」。調べると野球の強打者とでてきますが、話の中では戦闘員という意味です。

敵を倒すだけではなく、チームのメンバーの身を守り、情報を集める役割もあります。また今までも様々な戦場で修羅場を潜り抜けた経験があり、生きることに関しての知恵が豊富。

またかなりのプレイボーイ。女性に対する扱いもうまく、そういった面でも頼りになる存在です。

アレック・ハーディソン(演:オルディス・ホッジ)

チームを裏方で支える機器担当の超凄腕のハッカーです。個人的にはなんだかんだ彼が一番チームに重要だと思います。

担当分野は英語でもちろん「Hacker」。

彼の役目はインターネットを通じてターゲットの情報を得たり、IDを偽装したり、セキュリティーを解除することなど。なお詐欺師ではないですが、何気に演技も上手で、持ち前の面白さとトークで警官に成りすましたりもします。

またチームのパーカーのことは少し気になる様子で、ちょっとした恋もありそうな予感…

パーカー(演:ベス・リースグラフ)

どんなセキュリティーも通り抜け、狙ったお宝を盗み出す女泥棒。呼び名はそのままパーカーで、苗字は明らかになってません。

担当分野は英語で「Thief」。

小さい頃から泥棒、スリの経験があり、命綱なひとつでビルから飛び降りて窓から侵入する、すれ違い様に相手のIDを盗み出すなど、若いですが超一流の腕を持っています。

しかし相当な変わり者で、人の感情がよく分からない、といった特徴もあります。

うちのネコ
うちのネコ
そして、とにかくかわいい。これほんと。

ハーディソンは少し彼女に気になってるようですが、本人にはよくわかっていない様子。

感想

すごく子供のような感想となってしまいますが、言わせてもらえば一言、超おもしろいです。

悪いやつらを悪いやつらが倒す、というコンセプトで彼らはみんな弱い立場の人の為に戦っているため見ているこっちもスッキリします。

1話完結というのも非常に見やすいです。1話完結というのは「24」や「プリズンブレイク」のようにシリーズを通して1つの話になっているわけではなく、毎回完結する感じですね。なので毎回スッキリできてお得感満載です。

またいい意味で、話が単純です。もちろん内容自体は複雑に絡みますが、【問題発生→ピンチ→ギリギリで解決→ハッピー】というのは毎回ベースとしてあるので無理に集中しなくても楽しめますね。

きわどいシーン(凄惨な殺人シーンやムフフなシーンなど)もないのでお子様にもオススメかと。

そしてキャラ紹介のところでも少し書かせていただきましたが、ベス・リースグラフ演じるパーカーがとにかく可愛いこと。回を増すごとにどんどん魅力も増していきますので、男性ファンはご期待ください。

少し古い海外ドラマで今さら感は確かにありますが、それで全然楽しめる面白いドラマです。ネットフリックスで見れますよ!

うちのネコ
うちのネコ
気づいたら10話ぐらい連続で見てる。そしてその日何もしてないことに焦る。