Movie

映画『世界にひとつのプレイブック』ネタバレ感想。主演女優賞も納得

ブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスが主演の映画、世界にひとつのプレイブック(Silver Linings Playbook)。

2人にはある共通点があります。「精神を安定させるための薬を飲んでいること」そして「パートナーを失っていること」です。そんな彼らがひょんなことからダンス大会に出場するというヒューマン・ドラマになっています。

辛い過去を抱えた二人が希望に向かっていくというストーリーで、見る人に勇気や元気を与えてくれる作品です。

この映画は第85回アカデミー賞で、作品賞を含む8部門でノミネートされたほど高評価を受けた作品で、しかもジェニファー・ローレンスはその年の主演女優賞を受賞しています。

確かに、少しぶっ飛んでる女性を見事に演じていたと思います。ブラッドリー・クーパーもいつもよく見るはっちゃけた感じではなく、素直すぎるというか、真っ直ぐすぎる男を演じています。

個人的な感想としては、世間の皆様と同じく良い映画だったなと感じました。

涙は出ませんでしたが、見終わった後に温かい気持ちにさせてくれる映画でした。元気が欲しい人や、希望を探している人にはお勧めできる映画だと思います。

今回は、映画【世界にひとつのプレイブック】のあらすじとネタバレを含むレビューを紹介します。

あらすじ

妻が浮気したことで心のバランスを保てなくなり、仕事も家庭も全て失ってしまったパット(ブラッドリー・クーパー)は、近くに住んでいるティファニー(ジェニファー・ローレンス)と出会う。その型破りな行動と発言に戸惑うパットだったが、彼女も事故によって夫を亡くしており、その傷を癒やせないでいた。人生の希望を取り戻すためダンスコンテストに出ることを決めたティファニーは、半ば強制的にパットをパートナーに指名する。
出典:シネマトゥデイ

レビュー

これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。

まず感想を挙げるなら、ダンスのシーンですね。これは本当によかったです。

うちのネコ
うちのネコ
私も昔ダンスやってたよ

一生懸命な必死さといいますか、練習したことを出そう!って気持ちが素直に伝わって来る良いダンスでした。

確かにスキルの面で言えば、他の出演者と比べて素人の感じが抜けていませんが、それがよかったですね。

そして曲の構成も、見ている人のことを考えた構成で良かったと思います。ジャンルにとらわれない自分たちのダンスをする、っていうのが一番楽しいですからね。

ただ大技のシーンが、結局本番では失敗してしまいましたので、どんなのが完成系だったかわからなかったです。成功バージョンも見たかったですね。練習シーンなどで。

そしてこの映画のもう一つの注目点は、やはりキャストの豪華さじゃないでしょうか。

主演の2人も豪華ですし、パットの両親役は”ロバート・デ・ニーロ“と”ジャッキー・ウィーヴァー“で超豪華。そして、大して出番のない友人役に”クリス・タッカー“ですから。

何と言っても父親役のロバート・デ・ニーロが特に好きでした。

最初は「これロバート・デ・ニーロにする必要あるかな?」と思ってしまいました。なんと言いますかフツーのお父さんだったので。ただ後半の全財産をかけるって時と、乱闘して帰ってきた息子たちに怒るシーンはさすがでしたね。

なおストーリーに関しては…正直特に目新しいものはなかったと思います。

その中で一番良かったことといえば「お互いに希望を見つけられた」ということに尽きると思います。

ブラッドリー・クーパーが徐々に自分を取り戻すというか、落ち着きを取り戻していくところは、見ていてすごく感じるとることができました。

ただの映画の中で、引っかかった部分がありますので、これだけは言いたいんですけど…

ブラッドリー・クーパー演じるパットが奥さんの不倫相手をボコボコにして結局は悪者みたいになったわけですが、あれに関して、パットを責められる人っています?

もちろん暴力がいいとは言いませんが、あの状況で不倫相手に「君が出ていけ」的なこと言われて何もせずに出て行くことなんてできないでしょう。

しかもなぜかあんなおじさんが不倫相手という…笑

こんなこと言いたくはないですが、男として奥さんと不倫相手のあんな状況を見てしまったら…私は「いいぞ、パット。もっとやれ」的な気持ちで見てしまいましたからね。

うちのネコ
うちのネコ
そうだそうだ、いいぞ、パット。もっとやれ

最後に、やはり今回は主演の2人の魅力に尽きると思います。

まずブラッドリー・クーパー、すごくかっこいいです。

単純にイケメンなんですが、今回の役は「素直さ」がうまく表現されていました。

例えば、映画の序盤の方はまだダンスを始める前で、元奥さんと愛し合っていると信じている時は、子供のような感じなんですよね。ジェニファー・ローレンスに対しても失礼なことを面と向かって普通に言いますし。

それが映画の後半になってくると、子供っぽさはなくなってくるんですが、「素直さ」は残っている感じなんです。「真っ直ぐ」って感じですね。特にダンス大会の本番の時とか良かったです。

そしてジェニファー・ローレンスもちょっとぶっ飛んでる感じの女の子でしっくりきました。

映画の中では8割くらいブス〜っとした表情をしていることが多いですが、その反動か、笑った時がすげー可愛いんですよね。

アカデミー賞の主演女優賞をとったのもうなずけます。

見たことな人はぜひご覧になってみてください。時にダンスシーンのところはハラハラしつつ、楽しく見れると思います。一見の価値ありです。

うちのネコ
うちのネコ
ジェニファー・ローレンスのボディー、これだけでも一見の価値あり