Netflix (ネットフリックス) オリジナルのちょっと変わった探偵ドラマ、私立探偵ダーク・ジェントリー(Dirk Gently’s Holistic Detective Agency )。
風変わりな探偵ダークと、つまらない人生を送っているベルボーイのトッドが出会い、不思議な謎を解決していくストーリー。
↓英語版ですが予告です↓
なおこの作品、全2シリーズとなっていて現時点で既に完結しています。
私はこのドラマを非常にオススメしておりますが、まだこのドラマを見たことない方はこちらをぜひご覧ください!
ということで、今回はドラマのシーズン1のあらすじと、ネタバレありのレビュー感想をご紹介します!
あらすじ
これまでの探偵像を覆す風変わりな私立探偵ダークと、図らずもその助手となったトッドが、複雑に絡み合った不思議な謎に挑む。世にも奇妙な探偵物語へようこそ。
ネットフリックス内容紹介より引用
ホテルのベルボーイとして働いているトッド(イライジャ・ウッド)。毎日退屈で同じ毎日。お金も彼女もありません。
そんな彼はある日仕事先のホテルで奇妙なものを目撃します。
そしてその夜、家に帰るといきなり風変わりな男、ダーク(サミュエル・バーネット)が訪ねてきたのでした。
レビュー・感想
これ以降はシーズン1のネタバレを含みます。ご注意ください。
このドラマ、めっちゃおもしろい。
正直ストーリーはかなり複雑です。「説明しろ!」と言われても自信が全くありません。
なんで複雑かって、過去とか未来に飛ぶのが多すぎるんです。
タイムマシーンだったり時間旅行だったりは海外ドラマでありがちなことなんですが…何回見ても慣れません。理解できません。
しかもこのドラマって「奇妙さ」を売りにしているとこありますよね。だから余計に理解がしづらい…
「犬の中に少女の魂」が入ってる、っていうのはまあまだ理解できるけど…「猫の中にサメが入ってる」って…ねぇ
でも「ドラマの作り方」、とでもいうんでしょうか。あの毎回タイトルの前の「テレビがたくさん写っていてそこにヒントが隠されている」ってやつ。
あれは本当好きです。もう一時停止して見ると、すご〜く楽しい。
ああゆう些細な工夫がドラマを楽しくさせるなんて…やっぱその辺は海外ドラマのすごいところだと思います。
ま、それを含めても「ストーリーは複雑」なんですけどね。
ただ最終的に繋がる、って内容がすごいスッキリ。内容よくわかってなくても大体分かっていればスッキリできちゃうのは良かったです。
まさに「万物は全て繋がっている」という全体論の考え方を作品にしたような伏線回収は見事と言うしかないです。
もうこれはみなさん見てスッキリしていただくのが一番だと思いますね。

ストーリーに関してごちゃごちゃ言わせていただきましたが、私がこのドラマをオススメする理由はソコではないんです。
やっぱり一番は登場キャラでしょう!
なんかみんな可愛い奴らでね、私なんかみーんな応援したくなっちゃうキャラばっかりでしたよ。
1番はやっぱりフリードキンかな!もう何なのアイツは。愛さずにはいられないよ!

『撃つ必要はない』という指示を聞いて「わかりました」と返事してその後すぐに「いつでも撃てます」って…
しかもものすごくイケメンですからね。もう好感度急上昇なんてもんじゃない。
ただ最後の最後でダークサイドに落ちちゃったのかな…
それと女性陣の中ではやっぱりアマンダがひたすら可愛い。
あのメイクも可愛いけど、そもそものタレ目が可愛らしくて良かった…!

一番好きなのは「一人で買い物行ったシーン」ですかね。あれはカワイかった…一緒に行きたかった…
同時にあの”錯覚痛幻覚症”という病気は可哀想でしたね…

だって燃えちゃうやつとか”自分が実際に火あぶりになってる”ってことだからね。それはきついです。
あとはやっぱり「バート&ケン」のコンビは外せないですよね。
バートのキャラがほんと良すぎる。かわいくないけど(殺さないで…!)、でもいいキャラだったよ!
そしてそのバートに合わせてケンが非常にいい味出してる。
友達になりたいキャラランキングなら1位でしょう。
恋愛感情とかっていうのじゃないのがまたね、見てて気持ちいいですよ。私は。

ストーリーは最後に伏線を回収しつつ、みんなの気持ちを整理させて、その後しっかりと次に繋げる展開…
最終話は何度見てもおもしろい。ピンチになったところにバートとケンが出てきたところは1人で見てても「Wow!!」って言っちゃいますよ。
でも最後の最後ではブラック・ウィングの奴らにみんな狙われてしまう、という終わり方。
最後あんなにトッドを突き放したアマンダが一番に電話したのがやっぱり「トッド」だった、っていうのが地味に嬉しい私です。
シーズン2にはどのように繋がっていくのかな。。きっと「万物は全て繋がっている」んでしょう。
