暴力的で知られるコロンビアの悪名高きドラッグ・カルテル。
その中でも代表的で有名な自分といえばパブロ・エスコバルです。
このドラマ、「ナルコス」はアメリカの麻薬取締捜査官(DEA)とドラッグ・カルテルの戦いを描いた犯罪ドラマです。
なおこのドラマはNetfilx制作のオリジナルドラマなので、Netfilxに加入していないと観ることができません。
本作では主役は2人登場します。
一人はコロンビアの麻薬王”パブロ・エスコバル”。もう一人アメリカの麻薬取締捜査官”マーフィー”です。
2人とも自分の信念を通し戦っていく男を演じます。実話を元にしている分、内容は非常にリアルで、ところどころで実際の人物の写真や映像を使っています。
内容が衝撃的な為、本当にこんなことが実際にあったのかと驚いてしまいますが、これがこのドラマの特徴で、観ている人を夢中にさせます。私も夢中になった一人です。
今回はナルコス(NARCOS)シーズン1の主要登場人物と私のオススメする理由を紹介します。
あらすじ
コロンビアでアメリカ合衆国に麻薬を供給する麻薬組織とアメリカから派遣された麻薬取締捜査官達の戦いを描く。1980年代、アメリカは麻薬問題に悩まされ、麻薬取締局は要員を生産国に送り込み、現地の当局と協力して解決を試みる。だがしばしば現地の政府・軍・警察は麻薬組織と結びついて腐敗し、取り締まりは困難を極める。
出典:Wikipediaより抜粋
メインキャラクター紹介
スティーブ・マーフィー(演:ボイド・ホルブルック)
DEA捜査官でシーズン1の主人公であり物語の語り手です。
元々はマイアミ勤務だったが、アメリカへの麻薬に流通の出所を突き止めるためにコロンビアへ行きます。そこでパブロ・エスコバルとの戦いが始まります。
なお実在する人物の為、オープニングにも本人の写真が使われています。
パブロ・エスコバル(演:ヴァグネル・モウラ)
コロンビア最大の麻薬密売組織「メデジン・カルテル」を創設し、「麻薬王」として世界中に悪名を轟かせた人物です。
庶民から自分の力で成り上り、世界中にコカインを密売し当時世界7位の大富豪にもなります。
ドラマ内では何度も本人の写真や映像が使用されています。
ハビエル・ペーニャ(演:ペドロ・パスカル)
ヒスパニック系でスペイン語に堪能なDEA捜査官です。
女性好きだが、情に厚く、仲間や情報提供者を守ろうとします。
コロンビアでのマーフィーの相棒で、熱くなったマーフィーをなだめたり、逆にマーフィー以上に熱くなったりと、いいコンビを見せます。コロンビアの内情も良く知っています。
グスタボ・ガビリア(演:フアン・パブロ・ラバ)
パブロ・エスコバルのいとこで、メデジン・カルテルの頭脳といったところです。
唯一パブロに本音で話せる間柄であり、パブロが最も信頼をする男です。
コカインビジネスのことを一番に考え、リスクは取らないようにするクールなところを持っています。
オラシオ・カリージョ(演:モーリス・コンプト)
コロンビア軍大佐で、パブロを追い詰める為に結成された特捜隊の隊長です。
多くの部下を密売人に殺されているため、強い復讐心を持っています。
そのため密売人を捕まえることに手段は選ばず、時には拷問を行って敵の情報を吐かせるなど、密売人にとっての脅威となります。
一度観たら止まらない恐ろしさ
このドラマのおすすめポイント。
それは何と言っても実話を元にして制作されたドラマということでしょう。
ところどころに出てくる実際の映像や写真は凄惨なシーンが多く、観る人を選ぶかもしれません。このドラマでは人がどんどんと殺され、人の命の重さが軽く見られてしまいます。
そこが麻痺してしまうほど恐ろしいドラマです。逆にシリアスなドラマが観たい人にとっては、うってつけのドラマだと思います。
また俳優陣も素晴らしい人たちばかり。
特にパブロ・エスコバル役のヴァグネル・モウラが本当に恐ろしい。観ていてほんと怖いです。時々見せる優しい感じがより一層恐ろしさを引き立てます。
また出てくる俳優のほとんどがスパニッシュ系で新鮮です。会話はほとんどスペイン語なので、スペイン語の勉強にはなるかもしれません。
一種の怖いもの見たさでしょうか。私はこのドラマにハマってしました。日本の地上波では放送できなそうなシーンと映像がてんこ盛りです。
興味のある方は是非ご覧になってみてください。