アメリカのテレビ局AMCにて放送されているヤバ過ぎるドラマ、プリーチャー(PREACHER)。
原作はアメリカのDCコミックスという、いわゆるマンガからきています。
なお2019年現在、日本ではアマゾンプライムにて視聴可能な海外ドラマです。
今回はシーズン2に見た後のネタバレと感想です!なお、センスの塊なところは全く衰え知らず。というか激しさ増してます!
英語版ですが予告編です↓
シーズン2から神を探す旅に出たジェシー、チューリップ、キャシディ。その結果は果たして…
ということで今回はドラマ【プリーチャー】シーズン2に対するレビュー・感想をお伝えします。
レビュー・感想
これ以降はシーズン2のネタバレを含みます。ご注意ください。
いや、よくよく考えたらおかしいですよね。神が行方不明とか。
それを本気で探しに行っちゃう3人。(キャシディは別に本気じゃないけど)それがまた楽しそうで、本気で嫉妬しちゃうぐらい。
そしてシーズン2の初回からいきなり名シーン。3人が歌いながらパトカーから逃げちゃうところは本当にこのシーズンの1番の見所でした。
ちなみに歌っていたのは有名な”Dexy’s Midnight Runners” が歌う ”Come On Eileen”ですね。『クソみたいな曲』とか言っておきながら結局みんな好きというね。
そしてその後のセイント・オブ・キラーズのやばさ加減がね。警察官や一般市民がバンバン殺されていくところは『プリーチャーらしいなぁ』という感じでしたね。
あとキャシディとフィオーレのドラッグパーティ。これ一番好きなシーンでした、シーズン2の。
キャシディがドラッグを打っていきなり殺してるのは最高でした。センスの塊を顔面にぶつけられたような気分。
ちなみにパーティ中の曲は”smoove” の ”I’m A Man”ですね。ドラッグは絶対よくないですが、2人が楽しんでいるシーンは見ていて気持ちがいい。
そしてシーズン2ではユージーンが地獄に行ってしまったところもありましたね。
地獄ってどんなところか誰もが想像したことあると思いますが、まさかあんな感じとはね。さすがのセンスと言えると思います。
『自分にとって一番いやな思い出を永遠と味あわせる』ですか…確かにそりゃ地獄です。
そしてユージーンは本当被害者でしたな。あの女が100%悪いですし、まあユージーンが優しすぎたのも問題でしたが…
ちなみに地獄にいた他の人たちは誰なんでしょうね?ヒトラーがいるってことは他の人も過去の歴史で実在した凶悪犯?
シーズン2は面白かったんですが、前半が山場だったような気がします。後半にいくにつれて徐々にだらけてきたのは…やっぱりグレイル関連でしょうか。
シュタールはいいキャラ(というかクセ強すぎ)でしたが、グレイルが出てきたところからはちょっとシンプルさがなくなってしまったように感じましたね。
あとはやっぱりデニスか…あの爺さんは…なかなか。
キャシディもショックだったでしょうね。最後殺してしまったのも、しなくていいならしなかったはず。
そしてシーズン最後の衝撃。チューリップが死ぬという…
あのキャシディが必死に救おうとするところは本当に好きなシーン。最初のカーチェイスのシーンぐらい好き。結果としてキャシディが好き。
そして最後にジェシーに言ったキャシディのセリフ。あれがまたいい。ずっと前から言おうと思ってたこと、『あんたが嫌いだ』という。
なんか結局「ただただキャシディが好きだったシーズン」になってしまったな…まあいいか。