まさかの神様がヒーローとして登場してしまうスケールの大きなマーベル作品といえば、それはもちろんマイティ・ソー(原題:Thor)ですね。
ソーが始めて登場したのは1962年。古くからのヒーローのひとりで、ハルクと同じ年の登場ですね。
マイティ・ソーはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の中では、アイアンマンとハルクに続く4番目の作品です。
ソーは神様なので、人間ではありません。よってバットマンやキャプテン・アメリカというような「正義のために悪と戦う!」といったヒーローとは若干異なります。そうゆう意味では少し異色です。
それを楽しく見ることができるかどうかで評価が分かれると思いますが、私の評価としては普通でしたね。
つまらない感想で申し訳ありませんが、ヒーロー映画として見た時に「最高におもしろい!」とはなりませんでした。
良いところもありましたが、残念だったところもあります。
今回は、映画【マイティ・ソー】のあらすじと、ネタバレを含むレビューを紹介します。
あらすじ
神の世界では最強の戦士といわれていたものの、横暴でごう慢な性格が災いとなり、地球へ追放されてしまったソー(クリス・ヘムズワース)。神の世界での力を失ってしまったソーに凶悪な敵たちが次々と襲い掛かり、ソーは地球でも戦いの日々を送ることに……。
シネマトゥデイより引用
先に気になったところから。
タイトルのマイティ・ソーの「マイティ」とは英語では”mighty”と表記し、「強大な」や「偉大な」という意味です。
それでは私がこの映画で良かったと思うところをご紹介します。
良かったところ
これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。
クリス・ヘムズワースの体が「すげぇ」
「映画の内容と関係ないんかい」と言われそうですが…
今回クリス・ヘムズワース演じるソーは、父親のオーディンから追放されてしまい、地球へやってきました。その後色々世話をしたのがナタリー・ポートマン演じるジェーンでした。
その時にソーに服を渡すシーンがありますが、その時に現れたクリス・ヘムズワースのボディがめちゃくちゃかっこいい。
本当に「すげぇ」です。マイティ・クリス・ヘムズワースズ・ボディです。
Wikipedia情報によると彼の身長は191cm。それであの筋肉にあの顔ですからね。
嫉妬を通り越して尊敬をも通り越し、一周回ってまた嫉妬するぐらい嫉妬です。
ナタリー・ポートマンが「すげぇ」キュート
「またもや映画の内容と関係ないんかい」と言われそうですが…
とにかく美しい。それでいてキュートな仕草。
身長も高くないため、ソーの隣にいるときにより可愛さが強調される。「すげぇ」としか言いようのないほど完璧なヒロインだったなと思います。
最後のシーンで、天文学の研究がソーを探すことに変わったところなど、自分の道を歩きつつ思いを寄せる姿がなお魅力的。
また、キスシーンがすごく良かったのです。
これはヒーローアクション映画ですが、あのシーンをみたら恋愛映画としてもいいんじゃないかと思えるほど素晴らしかったと思います。
残念だったところ
戦闘シーンの少なさ
見ごたえのある戦闘シーンが少なかったかな、と思いました。
ヴィランは「氷の巨人」といわれる巨人たちでしたが、今回のストーリーは内部のトラブルがメインの話だったので、大規模な戦いは最初だけでした。
残りは「デストロイヤーとの戦い」と「ロキとの対決」だけでしたね。
デストロイヤーに関しては確かに魅力的で強敵でしたが、結果として一撃で倒してしまいましたし、ロキに関してもそこまでの戦いはしていませんからね。
ウォリアーズ・スリーの必要の無さ
この3人、全く必要性を感じなかったのは私だけでしょうか?
ソーの友人として最初にヨトゥンヘイムへ出陣したときはワクワクしました。しかし、結果それだけでしたし、デストロイヤー戦では何をしたか全く覚えていません。
それほど記憶が薄いです。
唯一、女性の幼馴染のシフは見ごたえあるアクションもあり、ソーを心配する姿などあって今後を色々考えさせてくれるキャラでした。
まとめ
色々と映画の本筋とは違った部分での感想となってしまいましたが、映画としては良かったと思います。
しかし、マーベルヒーローとしてバチバチの戦いを求めてしまった私としては、いまひとつ楽しめませんでした。
しかし今後はソーも王となり、敵と戦っていくことになるかと思います。次回作に期待ですね。