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ルパン三世 2話『リオの夕焼けに咲く札束』ネタバレ感想

ルパン三世セカンドシーズン第2話。タイトルは「リオの夕焼けに咲く札束」。

今回はサッカーの売上金を盗みにブラジルのリオデジャネイロへ向かいます。

ルパン一味がいつも通り大胆な計画を立てます。もちろん銭形警部も活躍しますよ。

今回はルパン三世セカンドシーズン第2話「リオの夕焼けに咲く札束」のあらすじとレビューを紹介します。

あらすじ

ブラジルのリオ市で行われる国際レベルのサッカー試合。その入場料とサッカーくじの売り上げをせしめる計画を立てたルパンだが、果たしてその首尾は!?
出典:Netflixエピソード

レビュー

これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。

舞台はブラジルのリオデジャネイロ。

ルパン達はサッカーの試合の入場料とサッカーくじの売上金を盗み出そうとします。

「入場料」と聞くとあまり多くはなさそうですが、全て合わせると日本円で27億円以上。さすがサッカー大国ですね。

さらにルパン達が目をつけた日は”ニューヨーク・マンモス”VSブラジルチャンピオンの”ヨントス”(!?)という有名なチーム同士の試合日。入場者数やサッカーくじがいっそう多くなるので、その日に狙いをつけたというわけです。

しかしルパン達は酔っ払って運転し、コルコバードの丘の上にあるキリスト像に衝突。なんとそのままリオ警察署に収監されてしまいます。

捕まったルパン達を見て、インターポールの銭形警部は大喜び。自分の手で捕まえたわけじゃなくても嬉しいようです。

そしてここで出る銭形警部の一言が結構衝撃的。

『その二日酔いが冷めた頃には電気椅子の上だ!』と言い放ちます。

うちのネコ
うちのネコ
し、死刑決定!?

とは言ったものの、ルパンのことはよーく知っている銭形のとっつあん。ルパン達が脱走しないか不安です。

しかしリオ警察の署長は、外も中も厳重だから心配するなと言います。部屋にはマイクとカメラがあって逃げられないと。

でも、よくよく考えるとそんな大した厳重さでもないですね。ルパンが好きな人ならわかると思いますが、さらにすごい監獄とかよく出てきますからね。

そしてサッカーの試合が開始された頃、市立病院の看護婦を装った不二子ちゃんがリオ警察署にやってきます。

注目していただきたいのは、警察署の門のところにいる警察官。「誰がどうゆう気持ちで書いたんだよ!」てぐらい、なんとも言えない顔をしてます。

その後不二子ちゃんが持ってきたプロジェクターで、カメラの前にあらかじめ撮影しておいたルパン達が寝ている映像を映し出し、3人は不二子ちゃんと一緒に脱獄します。

守衛達も画面上で寝ているルパン達が本物だと信じて疑いません。

その後売上金を積んだ車に変装して乗り込み、中にいた警察官を殴って車ごと奪います。すぐに警察署長に連絡が行きますが、ルパンはベッドの上にいる、と報告を受け犯人はルパン以外だと考えます。

しかしさすが銭形のとっつあん。ルパンに違いないと、すぐにルパン達の部屋に行き、トリックを発見します。

その後キリスト像が運搬されることと、地理的な問題、さらにその大きさから、ルパン達は現金をキリスト像の中に隠し、それを運搬するつもりだ、と気づきます。

うちのネコ
うちのネコ
ほんと冴えまくりな今回のとっつあん

あの五右衛門が『さすがだな、とっつあん』と感心するぐらいですからね。インターポールの名に恥じない名推理でした。

最後はキリスト像からお金が落ちてしまい、夕日をバックに札束が散るシーンで終わります。まさにタイトル通り「リオの夕焼けに咲く札束」な終わり方でした。

今回は、ある意味ルパンらしくないストーリーだったように思います。とても現実的というか、アリバイを作ることや、そのトリック。さらに現金輸送車を暴力で強奪。

どっかの実写映画でありそうな展開で、見ててワクワクするような盗みではなかったように思います。まあ個人的には新鮮で満足でしたけどね。

うちのネコ
うちのネコ
誰がどうゆう気持ちで書いたんだよ!