映画

ヒロインが有能さが全く納得できない映画『ジェミニマン』の感想

映画”ジェミニマン”でウィル・スミスよりもヒロインが有能すぎて「どうゆうことなの?」と思ってしまった感想を書きました。

自身のクローンと戦う、ウィル・スミスのW主演(?)映画、ジェミニマン(原題:Gemini Man)ってご存知ですか?

とにかく迫力のあるアクションシーン。そしてなんと言っても若いウィル・スミスの登場。

迫力満点だし、若くても年とってもウィル・スミスはカッコいい。ただね、ヒロイン。お前すごすぎないか?

あらすじ

腕利きのスナイパーとして、その名をとどろかせるヘンリー(ウィル・スミス)は、政府からのミッションに臨むが、正体不明の人物から襲撃を受ける。自分の動きや考えを見越しているだけでなく、バイクを使った武術を繰り出す襲撃者にヘンリーは苦戦を強いられる。やがてヘンリーは襲撃者を追い詰め、襲撃者の正体が若いころの自身のクローンだと知る。
シネマトゥデイより引用

キャスト

・ウィル・スミス
・メアリー・エリザベス・ウィンステッド
・クライヴ・オーウェン
・ベネディクト・ウォン

“メアリー・エリザベス・ウィンステッド”はかつてプライベート写真が大量流出してしまった事件の被害者さんです。許せないですな!

レビュー・感想

これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。

どうゆうこと?どうゆうことなの、君!…それがこの映画の感想である。

ウィル・スミス云々よりもこっちが先に感想として出ちゃってるんだから、きっと相当印象深かったのだと思います。

そうなんです。気になっちゃったんです。それは監視役のエージェント”ダニー”のことで…

戦力

一番はこれです。彼女の戦力。これがホント「どうゆうことなの?」です。

彼女が大活躍したのは主に3つ。

  • 貸しボート屋のところでの肉弾戦
  • 襲い掛かるジェミニとの銃撃戦
  • 強化スーツを着たクローンとの戦闘

貸しボート屋のところでの肉弾戦

あの暗い状況での戦い。

確かに苦戦はしましたが見事勝利。しかも相手の歯を抜くという拷問で情報をも奪う有能ぶり。

抵抗されなかったのか?女手1つで相手を押さえつけ拷問し、情報を聞き出したのか?

いや!相手も強力な軍人よ!屈強な男子!絶対強いよ!

襲い掛かるジェミニとの銃撃戦

ここ一番おかしい。

ここでヘンリーから『相手の目か首を狙え』と言われ、極秘特殊部隊相手に正確に撃ち抜き戦ったのか?

伝説のスナイパーと共にあの状況で冷静に戦えるって…とんでもない実力。もしくはポテンシャルが高すぎる。

そして途中足を撃たれ座り込むも、ヘンリーに引きずられながらも応戦…

えっ!?全然大丈夫?死の恐怖とかないの?!

強化スーツを着たクローンとの戦闘

近くなった燃料(?)を空中に投げ、それを撃ち相手を火だるまにするとっさの判断。そして行動…

いやーここは絶対にウィル・スミスの3人が戦わないとダメだと。何ならここが一番の見せ場じゃないと。

もう活躍だけ見たら映画名は「ジェミニマン&ダニー」ですよ、これ。

年齢

なんだか中途半端な年齢。すごく若いわけではないけど、別に年齢が高すぎるわけでもない。

引退をする”ヘンリー”に合わせると、確かに若いのでまあ何となくは理解できるけど…

ただその割には「エージェントの中では新米」みたいな立ち位置。

きっと見た目に貫禄があるせいなのかな。あまり新米感がなく、中堅感がたっぷり…

そして、最後のシーンもその中堅感がそのままオバサン感につながってしまい、うーん。どうゆうことなの?

まとめ

映画『ジェミニマン』。私の感想としては以下の通り。

  • ヒロインが地味に強すぎてウィル・スミスが霞む

アクション映画としてはすごく好きで、特に【屋根の上にいたクローンの動きを読み銃口を構えてたシーン】など最高だったんですけどね…

もうね。いかんせんダニーがね…

”世界一の腕を持つスナイパー”を強調させないとダメでしょう。ヘンリーと同じことをクローン以外がやっちゃダメでしょう。

もう一度気になったら最後。見終わった後に『うーん』と唸ってしまう映画でした。

最後に。

ジェミニマンと聞いて、真っ先にこの人が出てきたそこあなた。友達です。