当時は画期的な映画として、人気になったロボコップ(RoboCop)。1987年に公開されたアメリカ映画で、シリーズ化され3まであり、2014年にはリメイクもされました。
舞台はアメリカのデトロイト。近未来の話となっていますが、当時の近未来なのでちょっと今見るといろいろ違和感あります。
ただしそのちょっと古い感じが、見ていてかなりいい感じです。ただしそれが原因で映画を見ている間、『なんでだよッ!』と言いっぱなしの状態が続きます。
また、観る前には考えてもいませんでしたが、結構グロいシーンが多いです。
今回は映画【ロボコップ(RoboCop)】のあらすじ、そしてネタバレを含む感想をご紹介します!
あらすじ
2028年、アメリカのデトロイト。巨大企業オムニコープ社がロボットテクノロジーを牛耳っていた。警官のアレックス(ジョエル・キナマン)は愛する家族と幸せな日々を過ごしていたが、ある日、車の爆破に巻き込まれる。かろうじて命を取り留めたアレックスは、オムニコープ社の最先端のテクノロジーによってロボコップとして生まれ変わり……。
シネマトゥデイより引用
なんでだよッ!ポイント
これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。
敵のアジトに乗り込んでいく2人
映画のまだまだ序盤の段階で、マフィア「クラレンス一味」を発見し、その後アジトまで追いかけます。
しかしそこで2人はしっかりと捕まってしまい、それが原因で主人公のマーフィは殺されてしまいます。その際の2人の行動に『なんでだよッ!』です。
まず、相手は複数いるのに応援を呼ばずに2人で乗り込んでいきます。しかもその突入が雑すぎ!あんな静かな音の響きそうな工場で、がっつり音を立てていき、一味の1人を見つけたらでかい声で「動くな!」と。
いや、他にも敵はいますからね!そんなでかい声で威嚇したら他の敵がやってきますよ。
そして結果、武器を取られて返り討ちにあってますから。
撃ちまくる警察官たち
敵の黒幕、オムニコープ社のジョーンズを逮捕しに行ったロボコップが、システムによって任務を果たせず返り討ちになってしまいます。
その時の警察官の執拗な一斉射撃!あまりにしつこすぎて『なんでだよッ!』です。
確かに、命令が下ってそれに従い、相手がロボコップとなれば撃ちまくるのもわかるんですが、その射撃時間が長い長い!
一生懸命街のために働いてくれた彼に向かってあのしつこさ。何がそんなに嫌いなんだよ!という気持ちで叫びましたよね。
ドロドロになったエミール
最後の戦いで、工場の廃液に車ごと突っ込んでしまったギャングの一員、エミール。
廃液の影響で皮膚が溶けてしまい、ドロドロになってしまったエミール。非常に気持ち悪い見た目になってしまい、しまいには車にひかれてグチャッとなってしまいました。
もうこの展開に『なんでだよッ!』です。まあこれは映画全体に言えることなんですが、わけわからない感じでグロいです。
なんとなく意味のあるグロさならわかります。例えば最初のマーフィが殺されてしまうところで、最初に片手を吹き飛ばされてしまいますが、あれはいいと思います。クラレンスの残虐性と悪者感が大きくなりますから。
ただしエミールのグロいシーンはほんと意味わからなかったです。しかも映画の終盤にアレですからね。そしてフィギュア化もされてるし…
まとめ
正直見る前までは古い映画なのであまり期待してない映画でした。しかし、思いのほか色々な部分で楽しむことができましたね。
「いろいろとツッコミどころが多い映画だった」ということは上記で説明させていただきましたが、それは決して悪いことではなく、逆に良かったです。
見ていて何の感情もわかない映画ほどつまらないものはないですからね。
また、鈍さはあるもののロボコップがすごくカッコいい!デザイン的にもちょっと…と思っていましたが、これは本当にサプライズでした。
現在のスーパーヒーローブームに乗っかって、どこかの作品で出てくれたら嬉しいですね。というかアベンジャーズですね。是非加入していただきたい。
当時予想した未来と大きく違う部分もあれば、近いところもあり、そうゆう意味でも色々楽しめる映画でしたね。引き続き、シリーズものとリメイク作品も観たいと思います。