2014年に放送開始し、2018年現在シーズン5まで放送されている人気のコメディドラマ、シリコンバレー(Silicon Valley)。
シリコンバレーとはアメリカのカリフォルニアにある地域で、グーグルや、ヤフーなど世界の有名なIT企業の一大拠点です。
今日では多くの人がシリコンバレーに憧れ、そこで一攫千金を狙っている人もたくさんいます。
このドラマは、そのシリコンバレーにおいてITによってのし上がろうとする若者たちの話で、主に自分たちのプロダクトの生産、起業から資金集めなど、かなり具体的なプロセスをドラマにしています。
しかしそれにはアイデアの盗作や訴訟問題など、避けては通れない内容も含まれており、そのピンチをどう乗り切っていくかも見どころです。
そして何よりその過程がめちゃくちゃおもしろく描かれています。これがこのドラマの最大の魅力でしょう。
今回は、海外ドラマ【シリコンバレー】のメインキャラクターと見どころを紹介します。
簡単なあらすじ
音楽の著作権を調べることのできるシステムを開発したリチャード・ヘンドリクス。
一見たいしたことの無いシステムと思われていたが、そのシステムにあるファイル圧縮アルゴリズムは超画期的なものだった。
この技術を購入しようとする大企業HooliのCEOギャビン・ベルソン。提示額はなんと1000万ドル(日本円で約10億円)
リチャードは売って億万長者になるか、自分自身で起業して売り出すか悩むが…
メインキャスト紹介
リチャード(演:トーマス・ミドルディッチ)
ドラマ「シリコンバレー」の主人公。あるファイル圧縮アルゴリズムを作成したことにより、色々な人からその技術を狙われることになります。
プレッシャーに弱く、追い込まれるとパニック症候群を起こしてしまい、だいたい嘔吐してしまいます。
気弱なところがあり他人の意見に流されやすいですが、一方では頑固な一面も。
アーリック(演:T・J・ミラー)
リチャードや他の若者へのインキュベーター。
インキュベーターとは起業を目指している人に対し、部屋を貸してあげたりサポートしてあげる人のことです。その見返りとして、株を獲得したり、分け前をもらったり、という感じですね。
アーリックはかつて「アビアト」というアプリを成功させ、高額で売却しました。現在はそこで得たお金をインキュベーターとして投資しています。
口は悪く、傲慢で超自信家。ふざけた態度をとっていますが、いざという時は頼りになることも。
ギルフォイル(演:マーティン・スター)
ネットワークエンジニアで悪魔崇拝者。カナダ人で、アメリカには違法に入国したという濃いキャラクター。
しかしエンジニアとしての腕は確かで、セキュリティーに関しては一流で絶対に誰もハッキングできない、と豪語するほど。
デニッシュとはいつもいがみ合っていますが、なんだかんだでいいペアとなっています。
デニッシュ(演:クメイル・ナンジアニ )
Javaに関してのスペシャリストで、有能なプログラマー。ある意味一番の常識人。
ただ女性関係に疎く、自分に優しくしてくれた人にはすぐに恋してしまうような、いわゆる典型的なITギークという感じ。
ギルフォイルとふざけあったりしますが、大抵デニッシュが負けます。
ジャレット(演:ザック・ウッズ)
元々はHooliにて働いていましたが、リチャードのアルゴリズムに可能性を見つけ、一緒に仕事がしたいと仲間になった。
会社における役目はビジネスアドバイザーで、色々な経営の知識を教えたり、サポートしたりすること。
一見真面目で変わった感じはないですが、実は結構変わってます。しかしその知識ややり方は、チームみんなから認められるほど。
モニカ(演:アマンダ・クルー)
リチャードの技術に注目したラビーガ社。そこで働くアシスタントで、リチャードのファイル圧縮技術の将来性をラビーガ社のCEOピーター・グレゴリーに押した人物。
リチャードたちを応援しつつ、自分自身もキャリアのためにがんばって働く有能な女性社員です。変わり者のピーター・グレゴリーに対してもしっかりサポートします。
ビッグヘッド(演:ジョッシュ・ブレナー)
ビッグヘッドはあだ名で、本名はネルソン・ビゲティ。リチャードの親友です。
彼も一通りの技術力はありますが、誰よりも秀でた能力はなく…のんびりした雰囲気で、ホントにのんびりした考え方のゆるーいやつ。
感想
このドラマは、キャラクターの良さやコメディの面白さもありますが、私的にはやはりドラマのコンセプトが何よりも魅力です。
シリコンバレーという地で、ITの技術で革新的なものを創り上げ、会社を設立し、資金集めをして成長していく。起業を目指したことある人なら必ず見ておきたいドラマの1つです。
また、やはりその題材となる「IT業界」というのも大きな魅力の1つでしょう。
今では世界を牽引するほどの大企業が本拠地をおくシリコンバレーにて、様々な特徴がドラマにそって登場します。
例えばパーティをやっても男のグループと女のグループは離れている、とか。コンピューターギークたちのあるあるネタがところどころに存在しています。
日本にはなかなか無いような規模の大きい会社だったり、パーティだったり。良くも悪くも色々な面が見ることができます。
なおコメディドラマということもあり、言葉使いや笑いのネタなどは結構大人向けです。まあドラマ自体がR15指定なので、そもそもが大人向けですがね。
2018年現在シーズン5までがすでに放送されています。amazon prime ビデオで観ることができますので、是非入会されている方は観てみることをオススメします!