カーアクションのきわどいレディーたち。そして交通ルール無視の映画といえば、『ワイルド・スピード MAX』(原題: Fast & Furious)。
ワイルドスピード4作目であり、1作目で活躍したあのコンビと仲間たちが再度共演の作品です。
↓英語版ですが予告です↓
「待ってました!」と言いたい今回の作品。
ポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼル、さらにはミシェル・ロドリゲスとジョーダナ・ブリュースターという初代ファミリー集結です。
3作目の【ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT】でがっくりしてしまった私でしたが、その反動あってか今回のは良かった!
今回は映画【ワイルドスピードMAX】のあらすじ、ざっとネタバレ、そしてレビュー感想をご紹介します!
あらすじ
南米に逃亡したすご腕ドライバー、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)は恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)とともに輸送車からの強奪を繰り広げていた。一方、FBI捜査官ブライアン(ポール・ウォーカー)は、麻薬組織のボス“ブラガ”を追い続けていたが、お尋ね者のドミニクが8年ぶりにロサンゼルスに戻って来たという知らせを受ける。
シネマトゥデイより引用
ざっとネタバレ
※映画を見ようとしている人はご注意ください。
ドミニクは南米でレティやハン、テゴ・レオコンビら仲間とともにガソリン運搬車の強奪をしていた。
しかし危険が迫りリスクが大きくなると悟ったドミニクは黙って彼女のもとを去る。
しばらくしてから、妹のミアから『レティが殺された』との知らせを受けて、悲しみを抱えつつもその原因を探る。
一方、マイアミでの麻薬組織逮捕の功績が認められ、FBIに入ったブライアン。
麻薬組織の親玉”ブラガ”を調査していたが、その相手がドミニクの敵討ちの相手でもあった。それゆえ、2人は再会を果たす。
ブラガは運び屋のための運転手を探しており、そこにドミニクは一般参加者として、ブライアンは潜入捜査としてオーディンのレースを行う。
そこでドミニクが勝利し、仕事をゲット。ブライアンは選ばれなかったが、元からいたブラガの運び屋を逮捕して席を空け、自分がそのポジションについた。
そして、麻薬組織の一員の女性”ジゼル”から「レティを殺した男」の手がかかりを得るドミニク。
その後2人は他のドライバーたちとともにメキシコへ。
彼らの仕事は秘密のトンネルを通ってメキシコからアメリカへドラッグを運ぶことだった。
隙をついて相手のドラッグを盗み、逃げるドミニクとブライアン。
2人はドラッグを隠し、ブライアンはミアと昔の中を取り戻す。
しかしここで「レティは潜入捜査をしていて殺された」こと知るドミニク。
ブライアンに食ってかかるが、それは『レティがドミニクのスミを消すために自ら行ったこと』だと知る。
ドミニクは復讐を誓い、ブラガに会うためにジゼルの協力を受け、ブライアンとともにメキシコへ。
ブラガを捉え、部下の追っ手を振り切り、例のトンネルでアメリカに逃げ切った2人。
ドミニクはレティの仇を取り、ブライアンもブラガの逮捕に成功する。
ドミニクは逃げることをやめ裁判を受けるが、ブラガ逮捕の協力は考慮されず、25年の実刑判決を受ける。
その後、刑務所に向かうバスの中。聞こえてきたのは3台の車の音だった。
レビュー・感想
もう、本当「待ってました!」感が強い作品ですね。
ポール・ウォーカーは2作目にも出てたんであれですが、ヴィン・ディーゼルは1作目以来ですからね!
1作目の公開が2001年。そして今回の4作目は2009年。
8年です。オリンピック2回分。こりゃヴィン・ディーゼルも年取ってより渋くなってるはずです。
そしてミア役のジョーダナ・ブリュースターも登場で(ミシェル・ロドリゲスはインパクト強目だからちょっと置いておいて)よりワイルドスピードの思い出が蘇りました。
そしてこの作品から登場の”ジゼル”ことガル・ガドット。
この作品で知った方も多いはず…なんて言おうとしたら、この作品が彼女の映画デビュー作だったそう。
この美人すぎるお顔。クラスにいたら「卒業する一度も話しかけられないで終わる女子」って感じですね。
1作目の4人(ミシェル・ロドリゲスはインパクト強目だからちょっと置いておいて)と、超美人のジゼル。
キャストはすごく楽しめました!
ただストーリーやカーアクションに関してはちょっと…という感じでしょうか。
まずはストーリー。
やっぱりレティが殺されるというシナリオがとても唐突すぎるというか…
内容的にはしっかりまとまってましたが、「いいのか、それで!?」という感じですかね。無理矢理感が強かったというか…
重要なキャラだったので、もう少し引っ張って殺してもいいのかな、と感じました(おい)
あとは、ブラガのことに関して。
どう見ても巨大な麻薬組織のトップに見えない…お金持ちの日本観光中の中国人みたいな。
もちろんそれを悟られないようにするという考えがあったとは思いますが、『な、なんだッテェー!!』って感じが出ない。
もうちょっと誰かいなかったのかな、と思う私でした。
そしてワイルドスピードとしてはおなじみのカーアクション!今作はちょっと…という感じでした。
最初のオーディションレースは良かったんですけどね。迫力あるし、ブライアンはマリカーばりのショッートカット使ってくるし…
ただメインとなるトンネル内のアクションが…わかりずらい!!
確かに前作までずっと公道でしたし、そうゆう意味では新鮮だったのですが、やっぱり派手さは落ちるかなぁという感じでしたね。
ただそれでも気持ちよく観れたのは、やっぱりあのコンビの復活だと思います。
あと、ジョーダナ・ブリュースター。
最後のこの顔、ほんと最高でした。