アーノルド・シュワルツェネッガーの代表作で、1980年代を代表するSF映画、ターミネーター!
その第4作目となるアクション映画、ターミネーター4(原題:Terminator Salvation)
なお原題の”Salvation”とは救済という意味ですね。今回の映画では「救世主」という感じでしょう。
今回は今までとはだいぶテイストが違います。それを踏まえて一言で言うなら…
今回は映画【ターミネーター4】のあらすじ、ざっとネタバレ、そしてレビュー感想をご紹介します!
あらすじ
“審判の日”から10年後の2018年。人類軍の指導者となり、機械軍と戦うことを幼いころから運命づけられてきたジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)。今や30代となった彼は、人類滅亡をもくろむスカイネットの猛攻が開始されようとする中、ついに人類軍のリーダーとして立ち上がることになる。
シネマトゥデイより引用
ざっとネタバレ
※映画を見ようとしている人はご注意ください。
舞台は”スカイネット”による核攻撃を受けた「審判の日」後の荒れ果てた地。
抵抗軍(レジスタンス)のリーダー、ジョン・コナーは研究所で多くの人間が捉えられてることを知る。
その頃レジスタンスの本部ではスカイネット総攻撃の計画を企てていた。
そしてジョンはスカイネットが殺そうとしているリストに、自分の他に「カイル・リース」の名前があるのを発見する。
また一方、マーカスという男が目覚める。彼は記憶を失っていた。
マーカスはマシーンに襲われ、そこを青年”カイル・リース”と少女”スター”に命を救われる。
なおしたラジオからジョン・コナーの声が聞こえてきて、3人はその元へ向かおうとする。
その道中、同じく生き延びた人々と合流するも、マシーンに襲われ、マーカス以外のほとんどの人間が研究所へ連れ去られてしまう。
生き延びたマーカスは抵抗軍のブレアと出会い、2人でジョン・コナーの元へ行く。
その途中でマーカスは傷を負ってしまうも、その治療で「実はマーカスの体は機械」だったということがわかる。
マーカスはスパイだと疑うジョン・コナー。しかしマーカスは逃げ出し、スカイネットの本拠地に案内するという。
それを信じたジョン・コナーは本拠地に向かい、マーカスもスカイネットの防衛システムを破壊。
うまくいったと思いきや、実はマーカスの行動は最初から設定されたシステムで、ジョンを呼び出すための罠だった。
ターミネーターの猛攻が来るがジョン・コナーとマーカスは協力して敵を倒し、カイル・リースや他の人々を救出。スカイネットの基地を破壊した。
最後、重傷を負ったジョン・コナーにマーカスは自分の臓器を託した。
レビュー・感想
全くもっての想像外。でも、いい意味です。
正直ターミネーター3が『うーん、ジョン…』だったので制作側も「これじゃあかん!」となったのでしょう。
ただ、これターミネーターではなかったですけどね。
最後にかろうじてシュワちゃん出てきて『おお!』となりましたが、基本的にはシュワちゃんのターミネーター感はないです。
非常に良くできたSFアクション映画みたいな。そんな感じ。
とにかく映像、というかCG技術はかっこよかったなぁ。そして何気にあの収容所みたいなところもよかった。
すごくリアルというか…スカイネットといえば自分で成長しちゃうぐらい頭いいですからね。
「ただ殺しまくる」っていうんじゃなくて「実験のために捕まえる」っていうのも余計に恐ろしさを強調してていいなぁ、と。
それに付随してか、ターミネーターといえばいつも人型ロボットばかりでしたが、今回は色々な殺人ロボットが出てきてよかった!
そうそう、それそれ!ってな感じです。
あのめちゃくちゃでかいマシーンに、ロボコップのバイクみたいな奴。あれが荒れ果てた荒野に良く似合うんです。
ストーリーに関してもターミネーター感のない非常にシリアスな感じ。
おかげで何度か眠くなりそうでしたが、そうゆうテイストもいいと思います。クリスチャン・ベールもサム・ワーシントンもそうゆうテイストの合う俳優さんですしね。
そして他の方のレビューなんか見ると、やっぱり同じような意見が目立ちますね。
「こりゃターミネーターじゃないだろ!」とか「ターミネーターである意味がない!」ってな感想です。
皆様の気持ちもわかります…でもこれではっきりしましたよね。
ターミネーター=アーノルド・シュワルツェネッガー
これなんですよ。もう映画のタイトルも『シュワルツェネッガー』とかでいいですよ、と。