ものすごい人気で2014年の話題をかっさらったヒーロー映画、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(Guardians of the Galaxy)。
こちらはマーベルのヒーローの中では意外と最近の登場で、初めてコミックに登場したのが2008年。
メンバーは人間、緑色の女性、アライグマなど…まあ一目見ただけではよく分からないメンバーです。
※なおガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの元となる最初のチームは1969年に登場したようです。しかし今回の映画でのチームが登場したのは2008年。
こちらもマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の1つであり、作品の順番で言うと10作品目となります。
この映画を見る前から、色々な種族の連合チームといったこのガーディアンズに期待していました。各キャラクターがどのような能力を持っているか…ワクワクが止まりませんでした…
が!何でしょうかね…多分期待しすぎたのかもしれませんが、正直そーでもないなーと思ってしまいましたね。
つまらない訳ではなく、単純に想像と違った!という感じです。
今回は、映画【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー】のあらすじとネタバレを含むレビューを紹介します。
あらすじ
自らスター・ロードと名乗るトレジャーハンターのピーター・クイル(クリス・プラット)。ピーターは無限の力を持つパワーストーンのオーブを入手するものの、その後逮捕され刑務所にぶち込まれてしまう。ピーターは天才メカニックのロケットら刑務所で出会った仲間と脱獄するも、オーブの力で宇宙を滅亡させようとする強大な悪と戦うこととなり……。
シネマトゥデイより引用
レビュー
これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。
まずは映画を見る前の私の感想を。
そして映画を見た後の感想がこちら。
まあ見る前の感想を見ていただいたらわかるように、私はハードルをガッツリあげすぎてしまいました。
ふたを開けてみたら、そのハードルを越えられていなくて残念でした。
しかしもちろん良かった点もあります。
ロケットとグルートのコンビ。
ロケットがいいキャラしてるって言うのは何となく予告でもわかりましたが、グルートのキャラがかなり良かったです。
にっこりしたときがカワイイ。
そしてあのビジュアルが最高ですね。久しぶりにカッコいいキャラクターに出会いました。是非スピンオフの映画を作ってほしい。
さて、残念だった点。それは大きく分けて3つ。
ガモーラの実力
まず最強の暗殺者としてガモーラが派遣されたとありますが、彼女のどの辺が最強の暗殺者なのか?
戦闘シーンは何回か出てきますが、武器を使いながらの格闘術が主で、特に暗殺者らしいクールな戦い方は無く。
単純に戦闘に秀でた宇宙人女性にしか見ることができませんでした。
なので最強の暗殺者といわれても「うーん」って感じです。
だとしたら、宇宙海賊ラヴェジャーズのトップである青い皮膚の男「ヨンドゥ」のほうがよっぽどふさわしいと思いますね。(あの武器は何なのか。それは今後にわかるのかな…)
ロナンを倒すシーン
あの倒し方、すごく無理やり感を感じませんでしたか?
あ、そんな感じで倒しちゃうんだ!っていうのが素直な感想です。彼らもきっとアレで倒せるとは思っていなかったはず…
正直かなりガッカリな終わり方でしたね。
そもそも色々不思議だったのですが、まずあのインフィニティ・ストーンに触れるとどうなるのか。
触ったらだめというのはわかります。しかしそれをつけた武器を持っている人は大丈夫と…
もう少し言えば、ロナンって何者なんです?
ストーンを持っていてもしばらくは大丈夫でしたし、ドラックスを簡単にボコボコにするほど強い。ロケットの作った強力な銃で撃たれても平気でしたしね。
あのストーンを持っているから強くなった、とかならわかるんですが。その前から強いようですし…
きっと納得できる答えがどこかにあると思いますが、私は発見できずモヤモヤがつのりました。
スター・ロードの存在
まあこれに関しては今後の映画で明らかになっていくと思いますが、正直謎が多すぎます。
そして何より、彼の魅力を全く見い出せませんでした。
様々な武器や道具を使い戦うスタイルはいいのですが、これはマーベル作品ですよね?
他のキャラクターに比べると全く特徴が無いというか、ピンでいたら正直かなり浮くと思います。
まあメンバーが個性派ぞろいなので普通の人がいないとバランス的に崩れるっていうのもわかりますが。
ただしこれは今後大きく変わると思います。
父親が宇宙人でしかも古代の人って…まさかサノス?そりゃないですよね。
以上が気になってしまった点です。しかしこれはきっと今後色々わかってから徐々に面白くなっていくパターンだと思います。
なので今後のリミックスに期待です。