キアヌ・リーブスが殺し屋として戦う「ジョン・ウィック シリーズ」の3作目、ジョン・ウィック チャプター3 パラベラム(原題: John Wick: Chapter 3 – Parabellum)。
キアヌ・リーブスのものすごいアクションが見どころで、もう訳がわからなくなるほど人が殺されていく様が印象的な映画ですね。
日本公開は2019年10月となっていますが、海外では2019年5月にいち早く公開されています。
よって「映画を見るまで知りたくない!」って人はこれ以降の内容はお気をつけくださいね。
では今回はジョン・ウィック チャプター3 パラベラムのあらすじと内容そして個人的な予想と感想をネタバレありでご紹介します!
あらすじ
殺し屋の団体「主席連合」のメンバーを殺し、なおかつ殺し屋のルール(掟)を破ってしまったジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)に14億円の懸賞金がかけられる。それと同時に団体のメンバーから追放させられる。世界中の殺し屋から狙われることになった彼は、どこに向かうのか。
ざっとネタバレ
これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。
ホテル・コンティネンタルで掟を破ったジョンには多額の懸賞金がかけられ、さらに組織から追放されてしまう。
ホテル・コンティネンタルのオーナー”ウィンストン”(イアン・マクシェーン)はジョンに対する友情から1時間の逃亡する猶予を与える。
しかし1時間経つ前に迫り来る暗殺者たち。
それを振り切りジョンは図書館に向かい、そこで隠しておいた”ネックレス”と”聖印”を手に入れる。
ジョンはある女性のところに行き、ネックレスをチケットとして助けてもらうように依頼する。
彼女はネックレスを取り上げ、モロッコのカサブランカに行かせてくれる。
その頃、「主席連合」から派遣された”判定員”(アジア・ケイト・ディロン)がウィンストンとキング(ローレンス・フィッシュバーン)の元へ来る。
2人が「ジョンがダントニオを殺したことへ手助けをした」ということで、7日以内に”現在の職を辞める”か”思い罪を償う”かを選択するように警告する。
ジョンはカサブランカで、かつての友人でもあり、現在はカサブランカ・コンティネンタルの支配人でもあるソフィア(ハル・ベリー)に会う。
ジョンはかつてソフィアと交わした誓い(聖印)を提示し、懸賞金を取りやめてもらえるよう「主席連合」の幹部に合わせてもらうように頼む。
「主席連合」の幹部の場所を知っているであろう殺し屋”バラーダ”まで案内されたジョンは、曖昧な答えをもらう。
そしてバラーダは情報の代わりにソフィアの犬を1匹くれ、と頼み彼女は断る。すると彼は犬を撃ってしまう。(防具にあたり死にはしない)
その行為に逆上したソフィアは大暴れ。負けずにジョンも大暴れ。そして犬も大暴れ。
その後ジョンはバラーダに聞いた情報をもとに1人砂漠を歩く。そして「主席連合」の幹部に会うことができる。
ジョンの依頼に幹部は「ウィンストンを殺し、今後も主席連合のために働くのであれば懸賞金を取りやめる」という。
ジョンはそれに合意し、その証として「薬指」と「結婚指輪」を渡す。
一方、判定員は日本人の殺し屋ゼロ(マーク・ダカスコス)を雇い、ジョンを手助けしたものを制裁していく。
ニューヨークに戻ったジョンをゼロとその部下が狙うがなんとかホテルまで逃げ込みそこでウィンストンと再会。
ウィンストンとジョンは「主席連合」の指示を無視する。それにより判定員がホテルを配下から外し、2人を殺すため敵を送り込む。
ジョンはそれを全て返り討ちにし、ゼロとの勝負に勝利する。
結果としてウィンストンは「主席連合」と取引をして、ホテルのオーナーのままにしてもらう。しかしジョンの存在が「主席連合」にとって邪魔と判断されると、ウィンストンはジョンを撃ちまくり屋根から落とす。
その後ジョンの死体を確認しに行った判定員はジョンの死体がないことに気づく。
ジョンは死んではおらず、キングの仲間の手によってキングのもとに運ばれていた。
「主席連合」に制裁を受けたキングは激怒し、ジョンに対して『お前は怒っていないのか?!』と諭す。それに対してジョンの返事は…
“Yeah…”
次回作の考察
次回作の考察をしてみたいなと思います。というか予想ですね。
キングとの意見の一致と、キングが「主席連合」を敵視していることから、ジョンとキングが手を組むのは確実だと思います。
そして次回はさらに大きく【主席連合VSそれ以外の殺し屋】って図ができると思うんですよね。
そうするとキングが世界中から「主席連合」を憎んでいる殺し屋を集めてきてジョンと共にチームを作り、「主席連合」も一流の殺し屋を集めて殺しにくる。
つまり第4作目では…ジョン・キングVS主席連合の戦争、というのが私の予想です!
そうなるとだいぶベタかな、って思いますが可能性は大いにあるかと!
レビュー・感想
この映画、2回見ました。目的はやっぱりアクションシーンです。
とにかく今回は激しかったです。特に肉弾戦のところが非常に良かった。
私的にはやはり最初の方で狙われた中国の殺し屋たち対ジョンですね!ここは主にナイフや斧といった近距離武器でしたが、とにかく投げる!
もうめちゃくちゃナイフを投げまくり刺さりまくっちゃうところなんか、普通に笑いが起きてましたから。
あとはバイクアクションやいつもの銃の戦闘もかなり激しめで良かったです。
でもやっぱ今回はハル・ベリー…ではなく犬ですね!もう犬の戦い方がホントいい。
やっぱり銃のように一撃必殺は持ってないので、敵の行動を遅らせるというか足止めのような感じになりますが、もう素早いのなんのって。。
犬が嚙みつき、相手が悲鳴をあげてるところをソフィアが一発って感じなんですが、「よく犬に当たんないな」って思うのは私だけではないはずです。
映画自体はすごく良かったので満足したんですが、1つだけ不満が…
前から思ってはいたんですが…無理やり日本入れてくる海外の映画ってなんなんですかね…?
なんか刀を使うやつが出てくるとイコール日本みたいになって、日本のシーンを入れたり日本人キャラ(でも日本人のキャストではない)が出たりしますが、あれがどうも好きになれないですね。
『いや、そんな日本ないからっ!』っていつも思います。多分リサーチが少ないんだと。というか「日本文化指導」みたいな感じで日本人雇えばよくないですかね?