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男兄弟なら見て損はない映画『フォー・ブラザーズ』ネタバレ感想

血が繋がっていなくても、母親(育ての親)の愛は偉大。男臭さ満載で、男兄弟のいる人には5割り増しで楽しめな、と思った感想を書いた記事です。

ヘロー、オリ(@721st)です。

マイケル・ウォールバーグ主演のアクション映画、フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い(原題: Four Brothers)をご存知ですか?

英語版ですが予告編です。

この映画、あたしゃ好きです。マイケル・ウォールバーグはイケイケだし、とにかく兄弟それぞれがいい味出してるんさ。

あらすじ

心優しい養母が強盗に殺害されたという知らせを聞き、デトロイトの下町に戻ったボビー(マーク・ウォールバーグ)は、一緒に育った仲間たちと復讐を計画する。
出典:シネマトゥデイより

キャスト

・マーク・ウォールバーグ
・タイリース・ギブソン
・アンドレ・ベンジャミン
・ギャレット・ヘドランド
・テレンス・ハワード
・フィオヌラ・フラナガン
・キウェテル・イジョフォー

”タイリース・ギブソン”はワイルド・スピードシリーズでの「ローマン・ピアーズ」でお馴染み!

レビュー・感想

物語はシンプルなようで少し複雑。でもわからないなんてことは無く丁度いい感じでした。

育ての親である優しい養母”エヴリン・マーサー”が殺されてしまい、再び集まった4人の兄弟。血は繋がっていないので、見た目は全く違います。

でも元問題児ってこともあり、みんなクセのある感じがいい。

すげー悪がきのクセに、お母さん大切にしてるっていうのがにじみ出てて、同じ男としては共感できまくりです。

一人一人がエヴリンの幻、というか昔の思い出のような感じで思い出すシーンがあるんですけど、そこがなんか良くてね。

こんな風に怒られたなー、とか。いつも編み物とかしてたなー、とか。

各兄弟の中の思い出が、まるでその場にいるような形で出てきて語りかけるシーンとか感動します。悲しくもなるけどね。

また、あの街の感じもいいんですよ。デトロイト。

行ったことはないんですけど…なんというか、デトロイトっぽいっていうか…

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この映画、タイトル通り「兄弟」というのがメイントピックみたいなところがありましたが、私は弟がいる男兄弟なんで、人数は違えど共感できました。

根底の部分で絶対的な信頼があって、別にそれを口にすることはなくてもお互いわかっていて。だからこそ、ちょっとでも疑いがあると『オマエェェー!』みたくなっちゃう。

今回で言うなら次男ジェリーのことですね。

あとは取っ組み合いとかする場面。弟は絶対兄にはかなわないってわかってるんですよ。体格とかそーゆうことじゃなくて、もう本質的に。

それも男兄弟あるあるなんですけど、そーゆうところも描かれていてよかった。その辺が『男兄弟なら見て損はない』と思えたポイントですね。

だからこそ。だからこそ!

末っ子のジャックの死はだいぶキツイですよ。というか母親が殺されて、弟も殺されて。残された3人はだいぶキツイ。容易に想像できます。

だからこそ、だからこそ映画の終わり方はスッキリ!

敵の親玉”ヴィクター・スウィート”は仲間にも裏切られてボビーにもボコボコにされて。最後は冷たい海にドボンですから。

よくありがちな銃で撃たれて終わりッ!って感じじゃなくて、殴り合いっていうのもいい。

マイケル・ウォールバーグの太い感じが「喧嘩番長」感たっぷりでね。見ていて安心感MAX。

敵はなかなか稀に見るクズなやつでしたからね。犬のように食べ物を食べさせられたかわいそうな部下も最終的には一応みんなハッピーでしたし。

私的にはスッキリポーズで終われる映画でした。

うちのネコ
うちのネコ
スッキリ!(違う)