前作の衝撃から2年後に公開となったぶっちぎりカーアクション映画、『ワイルドスピード EURO MISSION』(原題: Furious Six)
ワイルドスピードシリーズの6作目の作品。タイトルからわかる通り、今回の舞台はヨーロッパ!
前作の「ワイルドスピード MEGA MAX」にて集結した最強メンバーが今回も登場!さらに今回の要請は前回クルーを逮捕しようとしていた、あの”ホブス”からという…!
さらなるスケールでド派手なカーアクションを魅せてくれます!
今回は映画【ワイルドスピード EURO MISSION】のあらすじ、ざっとネタバレ、そしてレビュー感想をご紹介します!
あらすじ
リオデジャネイロの犯罪王から100億円を、まんまと奪い取ったドミニク(ヴィン・ディーゼル)。その後、逃亡し続けていたドミニクだったが、世界中で犯罪行為に手を染める巨大犯罪組織を追うFBI特別捜査官ホブス(ドウェイン・ジョンソン)に協力を依頼される。ホブスの話によると、その犯罪組織に関わっているのは、ドミニクの死んだはずの元恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)だった。
シネマトゥデイより引用
ざっとネタバレ
※映画を見ようとしている人はご注意ください。
ドミニクは元ブラジルの警察官”エレナ”と、ブライアンはミアと2人の子供のジャックと過ごしていた。
そんな中、ドミニクは特別捜査官のホブスから依頼を受ける。
それは「元イギリス特殊部隊の”ショウ”が率いる犯罪組織の逮捕に協力してほしい」というものだった。
ドミニクは最初拒否したが、捜査資料の中に死んだと思われていた元恋人の”レティ”の写真を見つける。
真意を確かめるため、ドミニクとブライアンは協力することに。
「メンバーの過去の犯罪履歴を削除する」という条件を出して、かつてのチームを再集結させた。
その後のショウ一味の追跡で、かつて逮捕した麻薬王ブラガと繋がりがあったこと知ったブライアンは単身で刑務所に行く。
そして「レティは実は殺されてはおらず、衝撃で記憶を失っている。そしてそれをショウに利用されている。」という真実を知る。
その後ショウ一味は目的の物資を強奪。戦車で逃亡するもドミニクたちがそれを阻止。
しかしショウはあらかじめ逃げる準備をしており、ミアを誘拐していた。
それにより彼らは飛行機で逃亡を図るが、ドミニクたちとホブスはそれを阻止するため戦う。
その際に不運にもジゼルは命を落としてしまう。
彼らの必死の活躍でなんとか逃走を止め、物資の奪還に成功する。
最後は全員の過去の犯罪履歴が消され、ドミニクたちはアメリカに帰還することができた。
…エンドクレジット後、東京で走り事故にあって命を落とすハンの姿が…
そしてそれを行ったのは謎の男だった…
レビュー・感想
世の中にある安心映画のひとつですね。
安心映画とは「おもしろいことがわかっているので安心して見られる映画」という私の造語です。
ワイルドスピードの5作目の「ワイルドスピード MEGA MAX」が非常に面白かったため、ほぼ同じキャストでスケールが大きくなるのであれば、つまらないわけがないだろう!ってな具合です。
前回のチームの安定的な”おもしろさ”に加え、今回は同じようなチームと対戦という”おもしろさ”を追加。
両方とも同じような人種と特徴を持った奴らがいてね。ありがちな流れですが、それがいいんです。
ストーリーもよかった…と思いたいですが、正直あまり覚えていません。
何より戦車とか飛行機がド派手すぎましてね…もうホント。いや、いいことなんですけどね。
あの戦車に潰れていく車たち。寸前で車から飛び出した人も何人かいましたが、確実に引かれたであろう!って人もいました。
そして飛行機に至っては最後全焼。あのパイロットたちはどうだったんでしょ。
ショウ一味がなかなか残虐でしたので、敵としては申し分なかったですね。
ただ悲しかったのが、やっぱりジゼルの死でしょうか。
悲しいと思いつつ、『女優業が忙しくなってきちゃったのかな、ガルさん』とも感じ…もし今後も誰かしらいなくなってしまうのなら寂しい限りです。
ただ今作を見てやっぱり感じたのは、6作品目まで見て、やっぱり最高傑作は「ワイルドスピード MEGA MAX」だな!と。
戦車や飛行機はド派手だったんですが、チームメンバーが活躍し、なおかつスカッとした終わり方を見ると前作にはかなわなかったですね!
そして次は”ステイサムさん”が相手と…
こんなこと言ったらアレですが、正直ハンが死んだ理由が「殺された」っていうのがちょっとホッとしたというか。
あんないいキャラなのにタカシ(日本人じゃないけど)に追われ「事故死」って虚しいですから…ね。