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映画『俺たちダンクシューター』ネタバレ感想!実話が元のコメディ

様々なコメディ映画に出演し、ふざけた笑いを提供してくれるウィル・フェレル。

彼が主演のコメディ映画、俺たちダンクシューター(Semi-Pro)を鑑賞しました。

1970年代を舞台とし、あるバスケットチームの存亡を懸け戦う男たちのストーリーです。「存亡を懸け戦う男たち」なんて言うとカッコいいですが、基本はがっつりコメディとなっています。

この映画を見た理由はズバリ、暇つぶしです。つまり全く期待せずに「頭を使わなくて良さそうな映画」を探していてこの映画を発見しました。

結果としては、残念ながら予想通りでしたね。ところどころは面白いところがありましたが、全体を通して笑えるシーンは少なかったと思います。

ということで今回は、映画【俺たちダンクシューター】のネタバレを含むレビューを紹介します。

あらすじ

1970年代、アメリカのプロバスケットボールリーグ“ABA”は、ルール無視のハチャメチャな試合で観客を呼んでいた。オーナー、監督、選手の3役をこなすジャッキー・ムーン(ウィル・フェレル)のチーム“フリント・トロピックス”は万年最下位。ところが、上位4チームがNBAに吸収され、ABAリーグは解散することになり……。
シネマトゥデイより引用

この話は実際にあったようですね。ただし、このチームなどはフィクションのようです。

まあルール無視のハチャメチャな試合ってもうスポーツではなくなってますし、そりゃ解散も当たり前のことかと…

レビュー

これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。

この映画はB級コメディの雰囲気を出していますが、何気に実際にあった話をベースとしています。なので全体のストーリーとしてはなかなか面白かったと思います。

また現在では当たり前になったバスケットの必殺技「アリウープ」が当時はなかったということも知り、意外な面で学ばせてもらいました。

アリウープとはこんな感じのやばーいやつです。

映画の中では「アリウープ」を初めて見た人たちはポカーンとしていましたが、確かにあーなると思います。実際映画でも2ファウルって言われてましたからね。

うちのネコ
うちのネコ
「あれってOKなの?」ってなりそう

ストーリー的には良かったですが、今回個人的に楽しめなかった理由としては映画の中のキャラクターが一因かなと思います。

バスケットボールをメインとした映画ですが、その中でもストーリーにしっかりでてきたのは3人です。他の選手は多少出てくるけど、それ以外に大きな活躍やサブストーリーがあるわけではありませんでした。

メインキャラクターで個人的にすごく良かったのはクラレンス役のアンドレ・3000ですね。

彼はアウトキャスト(OutKast)の一員で一番有名な曲といえば”Hey ya!”ですかね。私も好きな曲で、テンションを上げるときに持ってこいの曲だと思います。

その他のキャラではチームメンバーよりも、むしろその周りのキャラのほうが目立ってました。チームを管理する人やトロピックスの試合での実況と解説を担当する2人とか。

みんなで拳銃でふざけあって、いきなり銃が暴発するシーンは、見ていて「あーこれ弾入ってるんだろうな」と予想できてしまいますが、それも踏まえても面白いシーンだったかな、と思います。

なお主演のウィル・ファレルは日本ではコメディ映画が好きな人ぐらいしか知らないかもしれませんが、本場アメリカでは知らない人はいないというほど有名な俳優です。

位置付けとしてアダム・サンドラーと近い感じがしてます。そして個人的にはウィル・ファレルはあまり好きではないです。

単純に面白いと思えない…なんでそう思うのか考えてみましたが、多分見た目とか色々「無理やり面白くしよう」としてる感が強いからかもしれません。

最後に気になったところをひとつ。

見ていてよくわからなかったのですが、モーラ・ティアニー演じるリンって女性が出てきて、一緒に住んでるカイルって男性が出てきましたが、あれはボーイフレンドなんでしょうか?なんかリンがウディ・ハレルソンとやり直すことになっても喜んでいたので、弟かな?と思ったんですが…

結局どっちだかよくわからず。まあそこまで重要な部分でもないからどっちでもいいんですけどね。

うちのネコ
うちのネコ
ウィル・ファレルがデカいということに驚いた