今では60歳を超えたジャッキー・チェン。そんな彼の代表作の1つといえば、ポリス・ストーリー(原題:Police Story)
監督・脚本・主演・武術指導の全てをジャッキーが行った、まさにジャッキー100%の映画。
ジャッキー・チェン自身も自らのベスト映画の1本として挙げているほど!
1985年公開という、今から30年以上前の古い映画になりますが、アクションはホント度肝抜かれますよ。
それでは映画【ポリス・ストーリー/香港国際警察】のあらすじ、注目おすすめポイント、そしてネタバレを含む感想をご紹介します!
あらすじ
香港警察のチェン・カクー刑事(ジャッキー・チェン)は麻薬シンジゲートのボス「チュウ」と逮捕するため山奥のスラム街で張り込みをし、チュウと秘書サリナを逮捕することに成功した。その後、サリナは検察側証人になる司法取引が結ばれ釈放された。サリナの身辺警護を命じられたチェン刑事は、彼女の出廷を妨害しようとするチュウの部下たちと激しい闘いを繰り広げることとなる。
巨大な麻薬組織は証人のサリナの出廷を妨害し、無罪になろうとしてる。
しかもその守らなくてはいけないサリナも『わたしならダイジョブよ!』といった感じでなかなか協力してくれない。
組織からサリナを守ることができるのか。
注目おすすめポイント
ジャッキーのアクション&歌
ジャッキー・チェンの映画といったら、言わずもがなアクション。
もうここはオススメを通り越してわかりきっていることだと思います。
ただこのポリスストーリーでは有名すぎるヤバイアクションがたくさんあります。
またもう1つのオススメが、ジャッキー・チェンの歌うポリス・ストーリー主題歌。
その名も「英雄故事」。英雄は漢字の通りの意味で、故事とは日本語で「物語」という意味です。
かなり古さを感じる曲ながら、映画の雰囲気がガッツリつまった名曲です。
ということで、映画 ポリス・ストーリー/香港国際警察はこんな人にオススメ。
- 若い頃のジャッキー・チェンのやばすぎるアクションが観たい人
- ジャッキー・チェンの歌を聴くとテンション上がっちゃう人
- ひとりになると、カンフーとかやっちゃう人
レビュー・感想
これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。
この映画、もうレビューとか必要ないぐらいの名作で、男性ならみんな好きですよね!
ただ最近の若い方はジャッキー・チェンを知らないんではなかろうか。そのぐらい昔の作品となってしまいましたね。
最近の映画はVFXの技術が発達したおかげで、空を飛んだり、ミサイルがでたり、体が緑色になったりと迫力ある作品が見れるようになりました。
それももちろん楽しくて大好きなんですが、ジャッキーはほとんどのスタントを自らの体でやるのが有名です。
というかそれが彼を有名にさせたといっても過言ではないと思います。
その生身のスタントが、ホントすばらしい。というかヤバイ。
こんなことみんな知っていると思いますが、やっぱり言わなくてはなりません。ジャッキーのアクションはヤバイです。ヤヴァイ。
やっぱり最初はあのバスのシーンですね。
というかあの傘。とんでもない頑丈さ!本当に中国製!?それなのに、あの頑丈さ!
そしてあのバスを急ブレーキで止めるところ。NGシーン集でもありましたが、あれちょっとでもミスったら大事故ですよ。
アレはホント今なら信じられない撮影方法だと思います。
そして最後のデパートでの戦闘シーン。このシーンは全てを通して素晴らしかったのだけど、1つ聞きたい。
あのバイクはどっからきたの?
そして、どうしてもアクションメインで話してしまいますが、何気にストーリーもしっかりした脚本です。
警察側にスパイもいて、ただ殺すだけでなくジャッキーに罪を着せるというところもなかなか良かったかと。
『お前ら2人とも死ね!』みたいな簡単な流れにならなかったのも良かった!それがその後のジャッキーの逃亡にも繋がりますし、署長への激怒も良かった。
ジャッキーのぶち切れシーン…好きです。
ラストシーンでぶち切れてチュウをサンドバックにするところとか最高すぎる。
完璧なヒーローではなく、あーゆう『もぉー我慢できん!うわわわああぁぁあぁ!』みたいな。
ポリス・ストーリー、最高でした。ありがとうジャッキー・チェン。
最後もジャッキーの歌う「英雄故事」でお別れを。