「ルパン三世 カリオストロの城」と言えば、2018年になってもテレビで放送されるほど、根強い人気を誇るルパン三世映画の最高傑作の1つです。
ルパン三世は私の大好きなアニメであり、もはや崇拝すらしています。
私にとってルパン三世の最大の魅力はメインキャラクターの5人です。以下の記事で簡単に紹介させて頂きましたのでお時間ある方は、是非ご覧ください。
カリオストロの城はルパン三世の映画の中でも大好きな映画で、ルパン三世をよく知らない人でも知っている映画だと思います。
監督はジブリ作品で有名なあの宮崎駿監督で、監督の初の長編アニメ作品がこの「ルパン三世 カリオストロの城」というのは結構有名な話です。
なおルパン三世 カリオストロの城に関するレビュー記事もありますので、こちらも是非読んでみてください。
この映画への愛を込めて、私が独断で選ぶ映画の中の「名セリフ」をご紹介したいと思います。
と言っても世間一般に言われている名セリフ、というよりは単純に私が好きなセリフです。予めご承知ください。
私が好きなセリフ 5選
怖いから俺 寝る(次元大介)
次元といったらハードボイルドで有名ですね。コンバット・マグナムを扱い、バーボンを飲む。まさにダンディーといいますか、男が憧れる男といえるでしょう。
そんな彼が、時々みせる冗談は普段とのギャップで非常にチャーミングなんですよね。
ハードボイルドな次元も、カリオストロの城では結構コミカルで陽気な部分も多く、次元ファンはキュンキュンしてしまうんじゃないでしょうか。
今はこれが精一杯…(ルパン三世)
個人的にはこの映画の中で一番のルパンのモテシーンだと思いましたね。
こうゆう余裕のある男がモテるんでしょう。花を出すというキザなところから、旗を出すというちょっとおもしろいところ。
そしてセリフの『今は』ってところが「今後を期待していいよ」ってことに繋がり、『精一杯』が「今はコレしかできないんだよ」という自分の弱さを素直に出す勇気…
考えすぎですかね?(笑)
そして何よりこうゆうことをしても嫌味にとられないルックスと雰囲気も合わさり、まさにモテる男が完成されたわけです。
バカヤロー そいつがルパンだ!(銭形警部)
ちなみに実際に言っているのはルパンです。
これは以前のレビュー記事でも書かせて頂きましたが、私はこのセリフにルパン三世というものの本質が表してあるな、と思いました。
ルパン三世は私から見たらヒーローですが、現実的に考えると犯罪者な訳ですよね。なので必ずそれを追う正義の存在が必要になってきます。
それが銭形警部です。そしてルパン三世のなかでどこに行っても変わらないのはこの2人の追いかけっこなんです。ルパンが騙してとっつあんが騙される。
そしてその騙し合いの中で、最も好きなのが、この「ルパンがとっつあんに変装する」というものです。
この映画ではその騙しが完璧にきまっていて必見のシーンとなっております。
可憐だ…(石川五ェ門)
こちらも以前のレビュー記事でも書きましたが、この映画カリオストロの城ではゴエモンの活躍がとても少ない。
もちろん要所では活躍してくれますが、比較的少なくなってます。
なので私としては、このセリフこそが今回ゴエモンの一番の名セリフといっていいと思います。
銃撃飛び交う中で、自分のために戦ってくれる人にきちんとお礼をいえる王女様。そんな人、他にいますか?
そしてあの容姿と素直さ。このセリフを言った後のゴエモンの表情を見れば、それが無意識に出てきた言葉と見て間違いないでしょう。
そして、絶妙な言葉。「美しい」でも「素敵」でもない。「可憐」という言葉をチョイスしたゴエモン…
なんと気持のいい連中だろう(庭師の老人)
やはり最後は銭形警部の名言というのが最も有名だと思いますが、私的にはこの映画を最もよく表してくれたこの言葉も隠れた名セリフだなと思います。
ここもゴエモンと同様、「気持ちのいい連中」という言葉選びに感動しました。これはルパン一味だけではなく、銭形のとっつあんと埼玉県警の警察官にも贈られた言葉だと思います。
「気持ちのいい連中」って言葉の代わりって考えてみるとなかなか思い浮かびません。そしてこれ以上いい表現も思い浮かびません。そして映画のラストシーンでこの表現が的確だと思った人は多いと思います。
「気持ちのいい連中」が出てくる映画は、見ているこっちも気持ちがいい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。全編通して名セリフ満載の映画ですが、特に好きなところを紹介させていただきました。
「私もそのセリフ好き!」と同意してくれる人いたら嬉しいですね。
この映画はルパン三世の中でも最も見やすく、かつわかりやすいストーリーになってると思います。
近年放送された青ジャケットのパート4がお好きな若い人には古く感じるところもあるかもしれませんが、良いところは何年たっても良いままなんです。
見たことない方は少ないかもしれませんが、そんな人はチャンスです!是非この名作を楽しんでください。