ネットフリックスのオリジナル映画で、ブラッド・ピット主演の実在の人物をモデルにした戦争映画、ウォー・マシーン: 戦争は話術だ!(War Machine)。
アメリカ陸軍大将「スタンリー・マクリスタル」という方の実話を基にした架空の事件が映画のベースになっています。
戦争映画となっていますが、ところどころにコメディが盛り込まれており重苦しい雰囲気は少ない映画です。
しかし、逆に実話に基づいてる分戦争の暗い部分も見ることができます。
映画を見た感想としては、正直期待はずれな映画で、全くオススメはできません。というか、思ってた映画と全く違う。。
今回は、映画【ウォー・マシーン: 戦争は話術だ!】のネタバレを含むレビューを紹介します。
あらすじ
誰も望まない戦争の駐在軍司令官に任命された大将は、それでも勝つと心に誓い、周りの混乱や意見はお構いなしに突き進む。思い上がりこそ最大の敵だと知らず…。
Netflix (ネットフリックス) 公式サイトより引用
レビュー
これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。
この映画を見た後に言いたいことNo.1、それは『タイトルの「戦争は話術だ!」って映画とたいして関係なくないか?』ということ。
個人的な感覚としては、あの副題だけみたときに、言葉を使って(相手を説得したりして)戦争に勝利していく、と感じました。
しかし実際はそうではなく、主人公の人間性や行動が主な内容で、単純に「会話や話をメインとした戦争映画」って感じでしょうか。
キャストに関しては、好きな俳優のブラッド・ピット主演ということもあり、ここもかなり期待していました。
しかし、ブラッド・ピットじゃなくてもいいかもな、と思わざるを得ない感じです。
実際にいた人物をモデルにした映画ということもあり、演技の内容はかなり具体的といいますか、「あーこうゆう人いそうだな」って感じでよかったです。
特に毎朝走るシーンや、政府の役人とのやり取りなど、かっこ良くない感じがリアルで良かったと思います。いわゆるオッサンって感じです。
しかしブラッド・ピットがそうゆうオッサンの役をやるのが逆にいい、という声も聞こえてきそうな感じです。
ファイトクラブの時に比べるとだいぶオッサンになりましたね。彼自身も。まあ年月を考えたら当たり前ですが。
ただそれ以外に関しては、全くと言っていいほど何も記憶に残っていない作品です。全体的に盛り上がるシーンもなく、退屈だったと言うのが本音です。
ところどころに「クスッ」となるポイントがあったことが救いでしょうか。
実話に基づいている映画だけあって、事前にアメリカの戦争に対する政治のあり方など知っていればもっと楽しめたかもしれません。
現に他の人のレビューでも、その辺の事情に詳しい人には評価が高かったようです。
しかし私は全く詳しくなかったこと、そしてそれを差し引いても個人的にはオススメできない映画です。
全体的にコメディもシリアスな部分も中途半端って感じなのでしょうかねー…