不死身の能力を持った無責任ヒーローが活躍しちゃう映画、デッドプール2(原題:Deadpool 2)
前作同様デッドプール2もR15作品ということで、より素晴らしいものを期待しての映画館での鑑賞です。
今回はケーブルという謎のおじさんや、頭が大きいお姉さんなど、キャストやヴィランも気になります。
前作を上回ってくるのか、はたして!?
映画【デッドプール2】のあらすじ、注目おすすめポイント、そしてネタバレを含む感想をご紹介します!
あらすじ
のんきに過ごすデッドプール(ライアン・レイノルズ)の前に、未来から来た“マシーン人間”のケーブル(ジョシュ・ブローリン)が現れる。大好きなヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)のためにまっとうな人間になると決めたデッドプールは、ケーブルが狙う不思議な力を持つ少年を守ろうと、特殊な能力があるメンバーだけのスペシャルチーム「Xフォース」を作る。
シネマトゥデイより引用
前作の戦いの後、めでたくヴァネッサと共に生きていけるようになったデッドプールことウェイド・ウィルソン。
そんな彼がある少年を未来から来た半分機械の謎の男”ケーブル”から守ろうとします。
ケーブルとは一体何者なのか。そして彼はなぜ少年を狙うのか。
注目おすすめポイント
コメディー要素が前作の3倍以上!
体感ですが、今回は前作の3倍以上コメディー色を強くしたなと感じました。
ちなみに前作はBGM、アクション、コメディー要素。全てにおいてほんと好きな映画でした。見終わった後、すぐもう一回みましたからね。
前作でもあったお得意の「第四の壁」。見ている観客に語りかける手法も健在です。
またかつての出演作や、X-MENにかけたネタ。さらにはアベンジャーズやDCユニバースと言った他のコミックに関するネタも超豊富です。
さらにネタだけでなく動きの面でのコメディもより多くなってます。
なのであまり他の映画のネタを知らなくても楽しめるとは思います。ただし知ってた方が面白いですけどね。
今作は全編を通して完全に笑わせに来てましたね。映画館だからこらえるのに必死でしたよ。
ということで、映画 デッドプールはこんな人にオススメです。
- アクションありのコメディー映画が大好きな人
- アメコミ好きで、他のアメコミ作品も見ている人
- それなりにグロいの大丈夫な人
- 映画グリーンランタン見て、「駄作だな」て思った人
レビュー・感想
これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。
いやー、残念です!私は前作の方が好きでしたねー!
確かに今回は前作とは比べものにならないくらいコメディー色を強くしてきたので、笑った回数で言ったら圧倒的に今作の方が多かったんですが…
これも等価交換なのか。反対にクールな部分がなくなってしまったな、という感じ。
前作のデッドプールは全体的にとにかくカッコ良かった。
特にBGM。そしてアクションとキャラクター。それらが相まって最高の作品だと思ったんですが…
今回はそれらのステータスを全部コメディーに振り分けた感じですかね。
その分、今回最高に笑わせてもらいましたけどね。
まず最初のオープニング。
「監督:映画ジョン・ウィックで犬を殺したやつ」とか。あんなもん笑いますよ。
ここはジョン・ウィック見てない人にはもったいないところでしたね。
そしてXフォースがスカイダイブして飛ぶシーン。
結果全員全滅してるところが本気で笑えました。意外とただのおっさん”ピーター”よりも、他のメンバーのクラッシュの方が笑えましたね。
そういえば、今作はグロの面でも前作の数倍グロかったですね。
コメディーとしてグロい感じを持ってくるのはアメリカでは受けそうだけど、日本人はそうでない人も多いからな…
そしてキャスト。
ウィーゼル(T・J・ミラー)とネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブランド)。この2人がまた出てたのは嬉しかった!
ただT・J・ミラー、やたら太りましたよね?そんなことない?
ネガソニックはめっちゃかっこよくなってましたね。これも前作のボウズ頭の方が好きだったな〜。
そしてもっと戦って欲しかった。そしてこの写真、セクシーすぎる。
もうファンです。いや。この胸のドキドキは、あれ…?まさか?
そして今作のヴィランはジャガーノートでした。
あの監獄に誰がいるかなんて考えてもなかったので、彼が出てきた時は胸熱でしたな。『お前か〜!』みたいな。
そして彼はやはりカプコンの対戦ゲーム「マーヴル・スーパーヒーローズ」の印象が強い。
ただ、最後に言わせてもらいますが、BGMもアクションもやっぱり前作の方がよかった!
ただ笑いは今回の方が上だったので、その辺をうまくミックスした3作目!今から期待してます!