ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーなどお馴染みの、ヤバすぎるカーアクションが魅力の映画、『ワイルドスピード MEGA MAX』(原題: Fast Five)
ワイルドスピードシリーズの5作目の作品。前回に引き続きあのコンビは健在です。
予告編からわかる通り、今回はなんと過去に登場したメンバーが続々と登場します。それだけでも豪華なのに、さらにドウェイン・ジョンソンという「特盛りの大盛り」みたいな状態に…
もうこれが面白くないわけないですね。逆にこのキャストでつまらなくさせたら表彰ものです。
今回は映画【ワイルドスピード MEGA MAX】のあらすじ、ざっとネタバレ、そしてレビュー感想をご紹介します!
あらすじ
前科者ドミニク(ヴィン・ディーゼル)と彼を脱獄させた元捜査官ブライアン(ポール・ウォーカー)は、お尋ね者として追われながら、ブラジルの裏社会で超高級車の強奪を繰り返していた。逃亡生活から抜け出して永遠の自由を得たい彼らだったが、彼らを逮捕する特命を受けた連邦捜査官ルーク(ドウェイン・ジョンソン)が立ちはだかる。
シネマトゥデイより引用
ざっとネタバレ
※映画を見ようとしている人はご注意ください。
前回、ブラガ逮捕に貢献しつつも極刑を言い渡されてしまったドミニク。
しかしブライアンとミアの協力により逃亡していた。
その頃、同じく犯罪者となってしまったブライアンとミアは、かつての友人であるヴィンスを訪ね、ブラジルのリオデジャネイロへ。
そこで資金を稼ぐために列車に積まれた車の強奪を行う。そこへドミニクも合流するが、ヴィンスの仲間の裏切りで逃げることに。
彼らの狙いは、車強奪でミアが使用した車に搭載されていた「悪徳実業家レイエスの証拠」を押収することだったのだ。
それにより追われることになる3人。
その頃ミアはブライアンとの子を身ごもっており、ドミニクは静かな生活を得るための逃亡資金として、レイエスの金を強奪しようと計画する。
それにより2人は各分野のプロフェッショナルを集めようとする。
そこにはマイアミでブライアンと仕事をした”ローマン”と”テズ”。ブラガの元部下の”ジゼル”。かつて南米でドミニクとともに仕事をしていた”ハン”と”テゴ・リココンビ”が集まった。
一方、アメリカの外交保安部も彼らを逮捕するために精鋭を集め、その指揮をルーク・ホブスに一任する。
レイエスの金は警察署の超頑丈な金庫の中に…念密な計画と準備をし、一度は作戦を決行しようとするも、ホブスにアジトを見つかり連行されてしまう。
しかしその連行中にレイエスの部下の強襲があり、ホブスの部下が殺されてしまい、ホブス自身も危うくなったところをドミニクたちが救う。
助けられたことにより、ホブスはレイエスに復讐するため、一時的にドミニクたちに協力することになる。
その後作戦を決行。ドミニクとブライアンは金庫ごと強奪し、警察やレイエスの追っ手を振り切り見事金庫を獲得する。
金庫は警察に押収されたと思ったが、渡した金庫はカラ…
実は逃走中に金庫はすり替えられており、彼らは信じられないほどの大金を手に入れる。
最後は各々が自分たちの道を進み、ブライアンはドミニクに最後の勝負をしようと声をかける。
レビュー・感想
過去最高傑作。5作品の中ではダントツで一番おもしろい。
初めてアベンジャーズを見たときのような…そんな感動です。
正直どのシーンも素晴らしく、最初の列車強盗も、ストリートレース場での威嚇作戦も、どこを見ても退屈なところなんてありません。
特にブライアンが『仲間が要る』と言った時からがこの映画のスタートで、そこからは本当ワクワクさん。
絶対にワイルドスピードが好きな人なら思ってたはずです。「ローマンまた出てくれないかな」とか「ジゼル見たいなぁ」とか…
シリーズを4つやってきて、ここにきて今までのオールスターで勝負するという…
もうこのキャストなら何もしないでも車だけ乗っててくれればいいや、と思わせるほどです。
そしてみんな大好き”ドウェイン・ジョンソン”。
プロレス仕込みの体を如何なく披露するキャラと立ち位置…
もうドウェイン・ジョンソンなら何もしないでもピチピチシャツで動き回ってくれればいいや、と思わせるほどです。
そしてカーアクションも最高すぎましたね。
もう途中から「いくら使ったの?」と心配になっちゃうくらいのド派手さ。パトカーなんて何台ダメにしたのか…
逆に言えば、無理矢理感もそれ相応です。
最後の金庫を引っ張るシーン。ドムの車とブライアンの車、どんだけ重いのか?と思わせるほど走りまくる。
あんだけ走って全然金庫が引っかかったりしない…
そして、あんだけの大惨事を街中で起こし、警察署の金庫を強奪し街の実業家も殺害され…
この責任は一体誰になるのか?ホブス?いや、彼にそこまでの権力はないはず…
これがアメリカのせいになるとしたらばブラジルとアメリカの外交はどうなってしまうのか…
これはもう全部まとめて『奇跡』として脳内処理するしかなさそうです。
しかしそんな奇跡を素直に楽しめる、「これぞ映画!」と言える素晴らしい作品!
そしてこの作品を見た後、再度前の作品を見たいな、とも思わせてくれます。この「キャラの魅力」を作り上げはホント見事です。