ホラーコメディ映画、タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(原題:Tucker and Dale vs Evil)という映画をご存知でしょうか?
私が見た2018年の映画の中で、一番腹抱えて見た映画。
放映されたのは2011年ですが今でも人気があるようですね。ま、一度見たら「こりゃ人気出ちゃうな」ってわかりますけど。
この映画、邦題の方ではサブタイトルがあり、それが「史上最悪にツイてないヤツら」。
…って一体ツイていないのは誰?って思った人はとりあえず映画をみてくださいね。そしてここへ必ず戻ってきてね。
なぜツイていたと言えるのか
※映画のネタバレを含みます。ご注意下さい。
マヌケな若造にただただ勘違いされるという、シンプルなストーリー。あ、あと警察官もいたか。
そしてそいつらから「命を狙われる」という普通に考えたらかなりヘビーな展開。普段生きてて命を狙われるって無いから…まさに「気の毒」の一言。
『タッカーが一番かわいそうだった…』なんてレビューも見たりしますが、まあそうなんですが…そうでしょうかね?
いや、逆です。
あれだけ命を狙われていて結果生きているんですよ。史上最高にツイていますよ。
もちろん「勘違いをされた」ってことがそもそもなければ別荘が爆発されることもタッカーの指が切られることもなかったけど…
でもやっぱり生きてることが大切だよね!(重要なメッセージ)
じゃあここで、どのくらい命を狙われたのか整理してみたいと思う。また何を使って殺されそうになったかも記載してみました。
青年A(木の槍)
青年B(アイスピック)
青年C(拳銃)
青年D(拳銃)
青年E(草刈り機)
青年D(斧)※2回目
自分たちより若く、ほとんど不意打ちで殺しに来た相手からこれだけ狙われたのに、生きているなんて…これをツイていると言わずに何と言おうか。
まさに、史上最高にツイているヤツら、でしょう。
それでいいのか、原題
個人的に原題を日本語に変えて日本の人にわかりやすくしたり興味を持ってもらうようにするやつ、あんまり好きでは無いんですが…
今回に関しては珍しく原題よりも邦題の方が良かった。
この映画、観る前のイメージが実際の映画の内容と大きく違うのが魅力で、つまり「どうゆう映画か?」というのをあまり先に言っちゃダメだと思うんですけど…
原題の方、”Tucker and Dale vs Evil”(訳:タッカーとデイルVS悪魔)って言っちゃってるんですよね。いいのか、原題。言っちゃっていいのか、原題。
だから予告編もできれば見ない方がいいなーと思ったわけです。これは日本語版の予告編だけど、一番のネタバレしちゃってるしね。
まあネタバレした後のものも十分面白いしいいんだけど…個人的には情報0の状態で見るのが一番おもしろいと…
まとめ
不思議なことでスプラッター自体は恐くて苦手だけど、コメディだと笑えちゃうのはすごいなぁと。
友達とビールなんか飲みながら見る映画としては最高かな。
逆に『ホラー映画でも見ようぜ〜』って時にこれ見たら違う違うッ!ってなるけどね。