マーベルのヒーローたちが一堂に集う超おまつり映画といえば、そうアベンジャーズですね!
そしてアベンジャーズシリーズ3作目にして、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の19作品目となるアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーをやっと観ることができました。
今回は史上最強の敵「サノス」がとうとう登場するということで、それに対抗するヒーローの数も多く、まさに期待値MAXの映画となっています。
サノスはどのくらい強いのか?アベンジャーズは勝つことができるのか?
映画【アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(Avengers: Infinity War)】のあらすじ、注目おすすめポイント、そしてネタバレを含む感想をご紹介します!
あらすじ
それぞれ異なるパワーを持つインフィニティ・ストーンが六つそろうと、世界を滅ぼせるほどの力が得られるという。アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)、スパイダーマン(トム・ホランド)らアベンジャーズはほかのヒーローたちと共に、インフィニティ・ストーンを手に入れようとたくらむサノス(ジョシュ・ブローリン)に立ち向かうが……。
シネマトゥデイより引用
サノスの目的はインフィニティ・ストーンを6つ集めること。そしてそのうちすでに1つは彼が手にしています。残りの5つのうち、2つは地球にあるのです。
1つは、ベネディクト・カンバーバッチ演じる「ドクター・ストレンジ」が所持し、もう1つは人工知能がインフィニティ・ストーンと共に人間(のよう)になったポール・ベタニー演じる「ヴィジョン」の額にあります。
サノスは全宇宙でインフィニティ・ストーンを探します。そして我らが地球にも石を奪うために刺客を送ってくるのです。
これはもうアベンジャーズの出番ですな!ということで今回の戦いが始まるわけです。
注目おすすめポイント
ドクター・ストレンジがかっこよすぎるぞ!
ベネディクト・カンバーバッチのファンの皆様、朗報です。
今回の映画で鍵を握るヒーローのひとりが、インフィニティ・ストーンを所持するドクター・ストレンジ。
しかし私は『そこまで出てこないかな〜』と思っていました。魔術師が宇宙人と戦うという構図が想像できにくかったことと、単純に『ベネディクト・カンバーバッチ忙しいんじゃないかな』という想像です。
またMCUでもドクター・ストレンジの作品は1つしかありません。他にも映画が1つのキャラもいますが、彼らは他のヒーローの映画でもちょいちょい出てくるので…
何て思っていたが、とんでもない!
めちゃ活躍してくれますし、何よりすげーかっこいいです!
サノスの目的
サノスといえば、今までの映画でもちょいちょい出てきて、とんでもない悪の帝王って感じでしたが、正直詳しいことはよく知りませんでした。
しかし今回の映画では、まるでサノスが主人公じゃないか?と錯覚するぐらい、サノス中心にストーリーが進んでいきます。
彼の目的や、強さ。そして内面を知ることができるような内容となっており、見ごたえあります。やっぱり史上最強のラスボスともなると、ただ『はい皆さん滅ぼしまーす』って単純なヤツではないようです。
そして、これはもはやネタバレではないと思うので言わせていただきますが、サノス、強すぎるんです。
ということで、映画 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーはこんな人にオススメです
- ヒーローたちのお祭り騒ぎが見たい
- ベネディクト・カンバーバッチのファン(私ですね)
- サノスの力に慄きたい
レビュー・感想
これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。
いやー、本当に面白かった。
この映画、約2時間半の映画で少しだけ長めです。確かに途中で少しスローペースになるところはあるんですが、基本全然感じさせないぐらいあっという間の2時間半でしたね。
やっぱり色々なヒーローたちがひっきりなしに登場するので、それだけ飽きません。
映画全体の感想としては、壮大な助走映画だな、という感じです。
三段跳びの比じゃないですよ。映画まるまる1つ使って助走するんですから『次回作どれだけのもの持ってくるんじゃ!?』と思わざるをえませんね。
今回は地球グループと宇宙グループで分かれての戦いとなりましたが、ともに見応えあって良かった!
おすすめポイントでも紹介しましたが、ドクター・ストレンジ、ほんと良かった…あのサノスとの一騎打ちのシーン。短かったですが、鳥肌もんでしたね。
そしてサノスの目的に関しても、明らかになりましたね。
結論から言うと、彼はバランスを取ろうとしているわけです。バランスが崩れた時、つまりシーソーで言うなればどちらかが重くなってしまうと、シーソーは並行で無くなってしまう。すると戦いが起きる。
需要と供給。受験戦争を例にして言いますと…
東大では100人しか最高の教育ができない。けれど、応募者は200人いるわけです。シーソーは平行になっていませんね?
なので応募者を最初から100人にしちゃえば、全員がそのまま東大に入れる。受験という戦争で100人を蹴落とす必要がないわけです。いがみ合う必要がなくなるのです。つまり平和。
しかもそれを金や名誉など関係なく、ただランダムで消しちゃうわけです。公平に消しちゃうのです。彼が宇宙で色々な星に行き、人口の半分を殺してしまう、というのはそういう意味だったんですね。
もちろん、この倫理観に関して納得できる人は少ないと思います。結果大虐殺ですから。
結果的に映画の最後でサノスは6つのインフィニティー・ストーンの力を使い、宇宙の半分の生命を消してしまいました。
ヒーローたちも半分ぐらいは消されてしまいました。残ってたヒーローはアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ブラック・ウィドウ、ハルク、ロケット、ウォーマシンですか。
初代アベンジャーズが全員残ってる、ってところがいいですね。(ホークアイがどこかで消されてないことを祈る)
最後エンドクレジットの後、ニック・フューリーが送信したシグナル。その時表示されたマークは?調べてみましたが、2019年公開予定のMCU21作品目『キャプテン・マーベル』でした。これは期待膨らむ!
もうこれは、この映画見た全員に『次も映画館きてね!』っていう製作者側の戦略が見えますが、迷いなく私はその戦略に立ち向かいます!早く続きが観たいんじゃー!
※2019/4/24 続き観ました