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ドラマ『パトリオット』シーズン1キャストあらすじ。クスッと笑え

Amazonオリジナルのブラックコメディドラマ、パトリオット ~特命諜報員 ジョン・タヴナー~。

ブラックということは、単純に面白いことをして笑わそうとするような形ではなく、ちょっとひどいことをしてそれが笑えてしまうというような皮肉な感じの笑いの内容ですね。

主人公のジョン・タヴナーがアメリカの特命諜報員としてある会社に入社します。

その会社での葛藤や自分の周りで起きる出来事をブラックユーモアたっぷりで表現したシーズン1で全10話で構成されています。

実はこのドラマを見た日本の評価は低めです。理由としては以下のような理由があるようです。

・ドラマが全体的に暗い、なおかつ単調
・ブラックユーモアが日本人には合わない
・登場人物がイライラさせる

しかし私は好きです、このドラマ。

そしてその理由の一つとして、登場人物がこのドラマの最大の魅力だと思っています。

今回は、ドラマ【パトリオット ~特命諜報員 ジョン・タヴナー~】のあらすじと特に魅力的でナイスな登場人物を4人紹介します。

あらすじ

諜報員ジョン・タヴナーは、イランの核武装を阻止せよとの新しい任務を与えられ、アメリカ中西部の配管企業に一社員として潜入し、政府からの保護を受けない“非公式諜報員”として活動することを余儀なくされる。
PTSDとの闘い、政府の無能ぶり、そして表向きの仕事における面倒事のせいで次々に手違いが重なり、任務の達成が危うくなる。
Amazonより引用

PTSDとはPost Traumatic Stress Disorderの略称で、日本語では「心的外傷後ストレス障害」。

強烈なショック体験、強い精神的ストレスによってそれが心のダメージとなり、その経験に対して強い恐怖を感じてしまうものです。

退役軍人に多いと海外ドラマで見たことがあります。戦争の経験は強烈でしょうからね。

登場キャラクター

主人公 ジョン・タヴナー(演:マイケル・ドーマン)

この作品の主人公で、特命諜報員役を演じます。

彼は特命諜報員として素晴らしい腕を持っています。 過去にもその仕事をこなし、任務を達成するためには最善と思える行動を躊躇なく行える男です。

彼の特徴として、自分の感情を歌で表します。

それが非常に直球的で、歌詞というよりほぼ自分の気持ちや感じたことを言葉にしてメロディに乗せます。

それが非常に素晴らしい。個人的にはこのドラマの最も注目するできるポイントの1つだと思います。

また、直球すぎて人前で自分の特命諜報員としての秘密を歌ってしまうところも良いです。(笑)

彼はあまり自分の感情を表には出さず、一人でいることも多いキャラクターです。それには彼の過去や境遇も関係してきますが、それは是非作品を見てみてください。

兄 エドワード・ タヴナー(演:マイケル・チェルナス)

このドラマは様々な要素を含んでいますが、その中の一つが兄弟愛です。

主人公の兄エドワードは特命諜報員の弟の活動を手助けするために様々な裏方任務をこなします。

父親にはあまり認められておらず、それをコンプレックスとしても持っています。見た目は太っていて、好きな女性にもなかなか振り向いてもらえないような男です。ジャージで行動し、あまりかっこいい男性という感じではないです。

しかし弟のために何でもしようという優しさを持っており、実際幾度となく弟を助けます。

うちのネコ
うちのネコ
彼が弟のために本気を出すときが激アツ

上司 レズリー(演:カートウッド・スミス)

ジョンが潜入する先の会社の上司、レズリー。

彼は昔は自分で会社を立ち上げ成功しました。しかし今はジョンの潜入した会社の部長程度に止まっています。

レズリーは、あまりよくわからないジョンを嫌います。ジョンとレズリーのやりとりが物語に影響し、様々な問題を起こします。

レズリーの振る舞いは基本的な上司として普通かと思いますが、それをのらりくらりと対応していくジョンの行動もまた笑えます。

彼らの関係性も物語の見どころの一つです。

同僚 デニス(演:クリス・コンラッド)

ジョンが潜入する会社の同僚、デニスです。

個人的にオススメする一番のキャラクターがこの男です。

結婚していて双子の子供もいて、一見幸せな家庭を持った男です。

しかし心の中では、もっと刺激のあることをしたくて生きている男で、ジョンが特命諜報員と知って以来、自分も何かさせて欲しいとジョンに近づきます。

ジョンとデニスは次第に仲良くなり、デニスもジョンのために手助けをするようになりますが、それがまた面白く笑いを作ってくれます。

デニスは欠かせないキャラクターになります。笑ってください。

アメリカらしい笑いが満載

もちろん今回挙げたキャラクター以外にも魅力的な人物は出てきます。

なお日本とは異なり、海外のレビューサイトでは高い評価を得ているようです。やはり笑いのツボがちょっと違うのかもしれませんね。

このドラマの面白さはズバリ、出てくる人間はいたって真面目だが、それがことごとく失敗していく様が面白い、といった感じでしょうか。

うちのネコ
うちのネコ
本人たちはいたって真面目

ストーリーは次第に面白くなっていきます。

なぜジョンがあまり感情を出さないのか。なぜ兄がジョンのために本気を本気を出すことになるのか。デニスは何をやらかしてくれるのか。

そして実はもう一人のオススメキャラクターがいます。

会社の同僚でアジア系の男、スティーブン。

かわいそう、だが笑えます。

是非アマゾンプライム会員の人はお楽しみください。会員でない方はこれを機会に入会してみる、というのもオススメです。

11/15 追記
シーズン2が公開されたようです!見てみまーす!

うちのネコ
うちのネコ
スティーブンのところ、声出して笑った