遺伝子実験の失敗から動物が巨大化し、所構わず暴れだすパニックアクション映画、ランペイジ 巨獣大乱闘(原題:Rampage)
まさに大混乱というべき非常事態に、元特殊部隊員の霊長類学者が立ち向かいます。
その霊長類学者のデイビスを演じるのは身長196cmのプロレスラーでもあるザ・ロック様こと”ドウェイン・ジョンソン”です。
予告編からも分かる通り、超ド迫力な映像が見所で、巨大化した動物たちとどう戦うのか?が鍵となっています。
そしてこの映画の主役とも言ってもいいと思います、白いゴリラのジョージ。彼も巨大化してしまうのですが、なんだか大きさや体に違和感が…
今回は白いゴリラのジョージの変化についてと、映画を見たレビュー・感想をお伝えします!
あらすじ
ある遺伝子実験の失敗からゴリラやオオカミなどの動物が巨大化し、所構わず暴れだす。動物たちは、破壊活動を続けながら北米大陸を横断し、高層ビルが林立する街で大乱闘を繰り広げる。人々が逃げ惑う中、軍隊が出動し銃やミサイルで攻撃するが巨獣たちの暴走を抑えることはできず……。
出典:シネマトゥデイより
巨大化した3種の動物
これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。
この映画ではある企業の科学実験が原因で、3種の動物が巨大化してしまいます。
その3種とは「ゴリラ」「オオカミ」「ワニ」です。
このうち、ワニだけがとんでもない大きさになり、さらになんだかわからないトゲやキバみたいなものまでついてしまいます。
またワニよりは大きくならなかった「オオカミ」ですが、彼に至っては空を飛べちゃうような膜が出来てしまいます。
しかしアルビノのゴリラであるジョージに至っては、特別な変化はなく体が巨大化しただけです。
コレは一体なぜなのでしょうか?
特殊なガスの摂取量が原因
映画の中では宇宙から落ちてきた遺伝子実験のガス?のようなものを浴びた動物が変化してしまいました。
映画の中で、3種の動物はそのガスに触れた(関わりがあった)シーンがありましたが、そこに違いが。
「ゴリラ」→少しガスに触れただけで『うわわぉぉおお!』と発狂
「オオカミ」→ガスをだいぶ浴びてしまう
「ワニ」→丸ごと飲み込む
このことから、ガスをどれだけ体に取り込んだか?で体の変化が変わってきているようです。
ジョージがテンパってそのガスの容器を丸呑みしていたら…うーん正直見てみたいですね。
映画のレビュー・感想
ちょっと想像とは違う映画でしたね。なんだかタイトルを見るにめちゃくちゃたくさん動物が出てくるものかと思っていました。
しかし、結果出てきたのは3匹だけでしたね。(最初の方に出てきたネズミは除く)
個人的には「頭が見えないほどでかいキリン」や「ビルにしがみつくコアラ」とかを期待していたので…ちょっと物足りなかったですね。
そして、その体だけで男の憧れであるドウェイン・ジョンソンが主演ということで期待していましたが…やっぱり巨大化した動物の前では霞みますね…
ただ、あのジョージとの関係は非常に良かったと思います。ゴリラと意思疎通できるなんて、あんな関係は誰でも憧れますからね。
なお、アメリカには実際に2000語以上の手話を使える”ココ”というゴリラがいたそうです。彼女は去年亡くなってしまっていますが、ジョージのようなゴリラは他にもいるかもしれませんね。
なお遺伝子実験を行っていた企業のトップでもあるクレアとブレットの姉弟。
彼らを2人にした理由はなんだったんでしょうかね?なんだかどうでもいいことなのですが、あのふたりを見て『こいつら2人も必要ないよな…』って思った方は私だけではないと思います。
そしてクレアの全く美人でないところにも、なんだか色々納得できませんでした…