アーノルド・シュワルツェネッガー主演の過激なアクション映画、サボタージュ(Sabotage)。
サボタージュとはフランス語で「破壊活動」という意味があり、また「仕事をサボる」の意味でもあるそうです。
語源では仕事をサボるために仕事場の機械を破壊したことからきたのだとか…面白いですね。
映画のストーリーは麻薬捜査官(DEA)のアーノルド・シュワルツェネッガー演じるジョンが、同じDEAの仲間たちと麻薬カルテルのアジトを急襲する所から始まります。
https://youtu.be/lYgP0eYf0gQ
たいして関係ないですが、麻薬カクテルの1人がなんとドラマ「ナルコス」に出演していたカリージョ大佐でした!
「ナルコス」は麻薬カルテルを追う正義の警察官でしたが今回は逆になってましたね。ちょっと楽しかったです。
http://721st.com/narcos_cast/
私は派手な銃撃戦の多いアクション映画は好きなので、楽しく見ることができましたが、それと同時になかなかきつい描写も多いです。
またミステリー要素も入っているため、シンプルではないです。グロテスクなところもしばしば…
今回は、映画【サボタージュ】のあらすじとネタバレを含むレビュー感想を紹介します。
あらすじ
麻薬取締局DEAの中でも最も強いとされる特殊部隊のリーダーを務め、ブリーチャー(破壊屋)の異名を持つジョン・ウォートン(アーノルド・シュワルツェネッガー)。彼とそのチームは麻薬カルテルのアジトを急襲し、巧みなチームワークと見事な戦術でミッションを成功させる。だが、組織が隠し持っていた1,000万ドルもの大金が突如として消え、それと同時に隊員たちが何者かによって一人、また一人と殺害されていく。報復や隊員の犯行などが疑われる中、ジョンは女性刑事と一緒に事件の真相を追い掛けていく。
シネマトゥデイより引用
レビュー
これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。
この映画の一番の魅力はDEA捜査官のキャラクターでしょう。
シュワちゃんはじめ各捜査官が男臭くてかっこよかったです。また一人一人のあだ名(呼び名)もかっこいい。モンスターとかシュガーとかトライポッドとか…
その中でも個人的によかったのは3人、「モンスター」「グラインダー」「ネック」です。
まずモンスター。彼を演じていたのはNetflixオリジナルドラマ「マンハント」で主演を演じていたサム・ワーシントン。
ドラマ「マンハント」の方では真面目すぎるほどのFBI捜査官を演じておりましたが、この映画ではスキンヘッドで見た目もかなりイカツイ役でした。

モンスターと呼ばれていましたが、意外と冷静な考え方を持っていて、そのギャップもよかったですね。
ただあの死に方は残念すぎる…死因「激しい夫婦喧嘩」ですから、内容的に。
次にグラインダー。彼はただただかっこよかった。
あのガタイと戦闘能力にバイク。多くの男が憧れ、超モテモテであろうワイルドさを持っています。

最後にネック。ネックを演じたのは海外ドラマ「LOST」でソーヤー役を演じたジョシュ・ホロウェイ。
私は男で女性が好きですが、惚れそうなぐらいのイケメンです。男臭いのにセクシーな感じ。彼もモテモテでしょうね。

今回は坊主頭で少し「セクシーさ」よりも「オヤジっぽさ」が勝っていますが、それでもかっこいいのは変わらないですね。ただ役柄が最初の方で殺されてしまうので、残念。
ストーリーは結果として仲間が仲間を殺しあい、シュワちゃんのみが残る、というなんとも言えない終わり方となってしまいました。
しかしシュワちゃんは復讐することができてよかったと思います。だってあんなビデオ見せられたら立ち直れないと思います。そのぐらいきつかったですね。
関係ない私でも、心をえぐられましたよ。
ただDEA捜査官たちはシュワちゃんのことを慕っていたので、ちゃんと訳さえ言えば協力してくれたんじゃないでしょうか。
しかしキャラ的に部下を自分のために危険な目に合わせる、ってことはしなそうなので…難しいか。。
何にしても素直に喜べない復讐劇でした。
そして触れておきたいのがあの女刑事の存在とシュワちゃんの関係…あれ必要あったのかな…?あの人の必要性が全く見出せなかった。
映画のレビューサイトなんかを見ると、かなり悪い評価が並んでいますね。
しかし私はそこまで悪くはなかったと思います。まあ「傑作!」ではなかったですが、戦闘シーンやキャストは良かったですしね。
まあ先にもお伝えした通り、グロいシーンがあるのでそこだけ大丈夫なのであれば!という感じですかね。