すごく速い車にセクシーなお姉さん。それにイカつい男をプラスして出来上がったアクション映画、ワイルドスピード(原題:The Fast and the Furious)。
”ワイスピ”としても知られるこちらの作品、2019年にはスピンオフ、そして2020年に新作公開予定の大作シリーズとなりました。
今回はその中で一番最初の作品で、原点となる「ワイルドスピード」です!
↓英語版ですが予告です↓
ド派手なカーアクションが見どころのこのシリーズ。1作目ということで公開されたのは2001年の映画ですが、その頃から派手さは出てます。
今回は映画【ワイルドスピード】のあらすじ、ざっとネタバレ、そしてレビュー感想をご紹介します!
あらすじ
ストリート・カーレースに大金を賭ける若者たちが、夜な夜な集まるロサンゼルス。その中でも一目置かれる凄腕ドライバー、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)にレースを挑んでくる無謀な連中を相手に、彼は1レースで1万ドルを稼ぎ出す!そんなある日、驚異のドライビング・テクニックを持つブライアン(ポール・ウォーカー)が無敵のマシーンとともに現れドミニクに勝負を挑むことになる!
アマゾンプライムビデオ内容紹介より引用
ざっとネタバレ
※映画を見ようとしている人はご注意ください。
ロサンゼルスでは貨物を乗せた輸送トラックが襲われる事件が多発中。
ブライアン=スピルナーは車の運転練習中。車屋で働いている。ミアという女性に好意を持ち、毎日彼女の店に通っていた。
ある夜、大金をかけたストリートレースにて車の所有権をかけて、ドミニクに挑むブライアン。
一時は優勢に立つが、結局はドミニクに負けてしまい車を失う。
レース終了後、警察が現れ、ドミニクは捕まりそうになるが、これをブライアンが救う。
レースの度胸と助けられたことからドミニクはブライアンを仲間として認め始める。
翌日、ブライアンは警察に拘束されるが、実はブライアンは潜入捜査官であり、「輸送トラックが襲われる事件」の捜査をしていた。
そしてトラックの運転手が襲われたときのために武装していることを知らされる。
その後、ミアと惹かれあい仲を深めたブライアン。
警察は東洋系のギャング”トラン一味”を逮捕するも、輸送トラック襲撃犯ではなかった。
トラック襲撃犯はドミニクとその仲間たちだった。
ブライアンはミアに自分が警官であることを伝え、ドミニクたちを止めに行く。
ブライアンがピンチになっているドミニクたちを助けるが、その際にブライアンが警察だとドミニクにバレてしまう。
その後警察だったことを隠していたブライアンと衝突するドミニク。その時仲間の一人が”トラン一味”に撃たれてしまい2人は彼らを追跡。
最後はブライアンがトランを仕留め、抗争は終わりを迎える。
その後、ドミニクとブライアンは2人だけでレースを行うが、その時ドミニクの車が大破。
ブライアンはドミニクとの友情を優先し、車を渡し逃亡させる。
レビュー・感想
きっとワイルドスピードシリーズが好きな人が、1作目を見て思うのはこれでしょうね。
それもそのはず約20年前の映画ですからね。今では渋いヴィン・ディーゼルも当時34歳ぐらいですかね。まだ悪ガキ感が出てます。
ストーリーはまあ特に面白みはなく、どことなく全てが中途半端に終わってしまった感がありますが…
それよりも、このシリーズの代名詞である「カーアクション」と「仲間の絆」がやっぱり良かったですね!
正直私は車に疎く、全く興味もないため、彼らが熱くなる理由が全くもって分かりません。
しかし、高そうな車を並べ、露出度80%ぐらいの美女がウロウロし、大金が動くあの”ストリートレース”の雰囲気はまさに異世界。
『こんなイベント参加してみたいものだ』と思う、純日本人の私。
私がワイルドスピードシリーズで最も好きな「仲間との絆」。これがホントいい。
今回は特に”ドミニク”と”ブライアン”の友情が良かったですね。
やっぱ信頼関係には言葉ではなく「行動」が重要になってくるのだな、と再確認。
ドミニクも嘘をついていたブライアンを怒りたいと思っていたはずですが、友達の命を救うためあそこまでされちゃ感謝するしかない。
ブライアンもドミニクが犯罪者であっても、男として尊敬できる器量を見せられたら、仕事なんかよりも友情を優先してしまう。
こうゆう友情をカーアクション映画で見せてきますからね。見事と言わざるをえません。
そしてそんなことより(?)も言いたいのが、”ポール・ウォーカー”がイケメンすぎるという件。
あんなもん、男でも惚れるだろ、というぐらいまっすぐな瞳。

そしてそれに魅了される、ミア役の”ジョーダナ・ブリュースター”。
あんなもん、かわいすぎるだろ、というぐらいキュートな笑顔。

仲間との友情、ポール・ウォーカー、ジョーダナ・ブリュースター、そして露出度80%ぐらいの美女…それだけで見る価値のある映画です。
